西日本新聞の誌面に、弊社代表の湯浅慶朗の足育の連載が掲載されました!第9回「転ばぬ先の靴下」

2013年7月31日に西日本新聞に掲載

平素よりお世話になっております。

2013年7月31日の西日本新聞様の紙面に、弊社代表の湯浅慶朗の連載が掲載されました。

「お茶の間学 足指伸びてますか〜」

第10回は「転ばぬ先の靴下」です。


65歳以上の方が寝たきりになる原因は、脳血管疾患、老衰に次いで、骨折・転倒が第3位。転倒による死亡者数は年間7千人を超え、交通事故死を追い抜いてしまいました。

転ばないためには、バリアフリー化で段差をなくすなどといった住環境の整備も有効ですが、転ばない足をつくることも大切です。では、どうすれば転ばないようになるのでしょうか。

試しに、わざと足指をかがめた状態で歩いてみてください。膝もつま先も上がらず、まるでサルのように、不安定でぎこちない歩き方になるのが分かります。逆にいえば、足指さえ伸びていれば、転倒しにくい歩き方になるわけです。

私は2011年、国際医療福祉大学の森田正治教授の協力を得て、平均年齢63歳の女性10人を対象に実験を行い、靴医学会・転倒予防医学会で発表しました。

内容は、歩行距離、もも上げ、椅子からの立ち上がりの回数などを、はだしと、転倒予防目的で開発した足指が伸びる靴下を履いた状態で比較したもの。

実験では、靴下を装着したその時から、転倒予防に必要な立ち上がり(大腿四頭筋)もも上げ(腸腰筋)の筋力が平均27%以上、歩行速度は13%向上しました。

歩行速度と寿命にも大きな関係があり、しっかり歩けることはそれだけで健康な証拠。言い換えると、歩ける足づくりは健康長寿に直結しているのです。

歩くというのは一番のリハビリ。ただ歩くだけでも、目や耳から入る情報を判断しながら体中の筋肉をスムーズに動かす訓練になります。あぜ道や山道、坂道であれば、平地では使わないさまざまな筋肉も使うため、さらに足指が鍛えられます。

こう話すと「やっぱり、素足が一番ですね」と思われるでしょうが、外反母趾(ぼし)扁平(へんぺい)足内反小趾(しょうし)など、既に足が変形したはだしの状態で歩けば、変形が進む危険性があります。

不安のある方は「転ばぬ先のつえ」代わりに、矯正する機能がある靴下を履かれることをお勧めします。

ちなみに、歩行困難だった70代女性は、この靴下(YOSHIRO SOCKS)を履き、自分の体重の2倍近い重さの私を軽々と支えることができました。


ひろのば体操」や「YOSHIRO SOCKS」によって持続的な社会に向けた活動ができるということを世の中に発信することで

社会課題を解決していく病院や施設を増やしていきたいと考えております。

こういった連載ができましたのも日頃応援いただく皆様のおかげでございます。

本当にありがとうございます。

湯浅慶朗
足指博士(理学療法士)
足指研究の第一人者。理学療法士。足指研究所所長。日本足趾筋機能療法学会理事長。ひろのば体操、YOSHIRO SOCKS、YOSHIRO INSOLE、ハルメク靴の開発者。東京大学や国際医療福祉大学で研究を行う。元医療法人社団一般病院理事・副院長・診療部長・通所リハビリテーションセンター長。著書多数。テレビ出演は『ガイアの夜明け』『NHKガッテン』『NHK BS 美と若さの新常識』『NHK サキどり』ほか多数出演、著書は『たった5分の「足指つかみ」で腰も背中も一生まがらない!』(PHP出版)など多数。

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