【医療監修】内反小趾セルフチェック|小指が内側に曲がっていないか確認する方法

内反小趾は小指が内側に曲がり、小指の付け根の骨が外に出っ張る状態で、歩くと痛いことや靴が合いにくい悩みが出やすいです。自宅で簡単にチェックできる方法は、足の外側に定規やボールペンを当てて本来の小指のラインと比べ、爪の下にできたすき間に人差し指を入れてみること。指一本分なら内反小趾、二本分なら重度と考えられます。骨の向きが内側に傾くほど変形が進み、レントゲンでは目安として10度以上で内反小趾とされます。なぜ痛くなるかというと、小指は足が外側に倒れるのを防ぐストッパーの役目があり、曲がることで足が外側に傾きやすくなり、靴や靴下の摩擦でつけ根に負担がかかるからです。放置すると足首や膝、骨盤、背骨まで影響して肩や首の高さの差や噛み合わせのゆがみにつながることもあります。対処では曲がった小指だけを何とかするより、靴選びや靴下の素材、靴の中で足が滑らないことを見直すことが大切です。インソールやパッドで痛みを和らげたり、足指を広げやすくする環境を整えることが基本で、日常の中で足指を使いやすくする工夫が効果的です。子どもの頃から始まることもあるため早めに気づくことが重要で、まずはチェックと靴まわりの見直しから始めてみてください。
内反小趾(ないはんしょうし)の診断
内反小趾とは、足の小指(第5趾)が内側に曲がり、小指の付け根の骨が外側に出っ張る状態をいいます。
内反小趾の原因や自宅での対処の考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶︎【医療監修】内反小趾はどうすればいい?小指が内側に曲がる原因と自宅ケアの考え方

内反小趾のセルフチェックの方法
・用意するもの:ボールペンや定規などまっすぐしたもの
定規(じょうぎ)を使ったセルフチェック法
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両足を広げて立ちましょう。
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内反小趾を見るときは、足の外側のところに定規を当てます。その当てた定規のラインが本来の小指のラインです。
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ボールペンと小指の爪の部分のところのすき間ができていれば小指の変形があります。そのすき間に自分の人差し指を入れてみましょう。
①一本分離れているようであれば「内反小趾」です。
②二本分離れているようであれば「重度の内反小趾」です。
内反小趾の場合、重度であっても外反母趾のように「手術」をすすめられるということはありません。ただ、靴の工夫やパッド、足底挿板(インソール)で痛みが改善しない、靴の選択が難しいなどの場合は、ご本人の希望に応じて手術を行うことがあります。
ボールペンを使ったセルフチェック法
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ボールペンを使ったやり方も同じです。まずは足の外側にボールペンを当てましょう。
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ボールペンを少し浮かせて床につかないようにして、足の外側に当てるようにします。
当てたボールペンのラインが本来の小指のラインです。ボールペンと小指の爪の部分のすきまに人差し指を入れていきますが、内反小趾レベルは先ほどと同じです。
①指一本分:内反小趾
②指二本分:重度の内反小趾
骨格を見ながら内反小趾をチェックする
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実際に足の骨格を見てみると、どうなっているのでしょうか。
計測をする場所(定規やボールペンを当てているところ)は、踵骨(しょうこつ)・中足骨(ちゅうそくこつ)・基節骨(きせつこつ)という骨です。
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2つの骨(踵骨・中足骨)に対して、基節骨(小指のつけ根の骨)が内側に傾くほど「内反小趾」とよぼれるようになります。
内反小趾の構造や進行の仕組みについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
▶︎【医療監修】内反小趾はどうすればいい?小指が内側に曲がる原因と自宅ケアの考え方

内反小趾セルフチェックシートを使おう
A4サイズの用紙に印刷して足を乗せてみましょう。小指の変形は見過ごしがちですが、小学生から小指の変形が始まっていますので、早めの対処することが大切です。


内反小趾になると何が良くないの?
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内反小趾になると小指のつけ根の部分が痛くなる、ということは誰にでも想像ができるかと思います。それ以外に何が良くないのか。小指は、足が外側に傾くことを抑える「ストッパー」のような役割があります。

そのため、
・靴の中で足が動く
などにより内反小趾がひどくなると、足が外側に傾きやすくなります。足が外側に傾くと、
回外足(かいがいそく)
→O脚
→脚長差
→骨盤のゆがみ
→背骨のゆがみ
→肩の高さの左右差
→首の骨のゆがみ
→頭の傾き
→顔の筋肉のゆがみ
→顎関節症や噛み合わせの問題
につながり、その過程でさまざまな不調が出るようになるのです(詳しくは症状別の記事で)。


きちんと小指の形を元に戻すということは、足だけでなくカラダ全体をまっすぐに保つために必要なことなのです。
動画で内反小趾の正しい見方をチェック!
小指の形だけでなく、足元の環境も見直す
内反小趾を見ると、
「曲がった小指を外へ戻したい」
「5本指靴下を履けば広がるのでは?」
と考えがちです。
でも、その前に一度、靴下を脱いだ直後の足を見てみてください。
- 足にフィットしていない
- 靴下の中で足が滑る
- 歩くたびに足指で踏ん張る
- 脱いだあとに指が寄っている
- 5本指靴下を履いていても、小指が薬指側へ寄っている
こうした状態があるなら、
5本指に分かれているだけでは十分とは限りません。
一般的な5本指靴下は、足指を5本に分けることはできます。
でも、
足指が広がって伸びやすいことと、
靴下の中で足そのものが滑りにくいこと
は別です。
足が滑れば、歩くたびに足指で踏ん張ります。
足指が動きにくければ、小指を5本に分けても、日常の使われ方までは変わりません。
私が10万人以上の足を見てきて必要だと考えたのは、
足指を広げて伸ばしやすくすること
+
靴下の中で足そのものを滑りにくくすること
この2つを、履いている時間に同時に成立させることでした。
市販の靴下を探しても、この両方を満たすものが見つからなかったため、私自身で設計したのがYOSHIRO SOCKSです。
小指だけを外へ戻すのではなく、内反小趾をつくりやすい足元環境そのものから見直す。その考え方から設計したのが、YOSHIRO SOCKSです。

その考え方から設計したのが、YOSHIRO SOCKSです。

内反小趾の専門的な評価・診断
内反小趾の診断は、小指の変形した角度に基づいて行われます。小指の骨が親指側に10度以上曲がっていると内反小趾と診断されます。X線によるレントゲン撮影で見ると、小指の付け根(第5中足指節関節)の変形に加えて、中足骨(足の中央の長骨)が外側に傾き、つま先が内側に傾いているのが特徴です。
内反小趾では、第五中足趾節関節で基節骨が中足骨に対して内反・回外して、第五中足骨頭が外側に突出し、その部の軟部組織の肥厚(バニオン)がみられることです。基節骨の外反角度が何度以上を内反小趾とするか、またその測定法は、医学の世界では一致した意見があるわけではありません。内反小趾角が10°以上で内反小趾とされています。
内反小趾の診断

内反小趾の診断および重症度の評価は一般的にレントゲンで行われています。レントゲンで小趾基節骨骨軸と第5中足骨骨軸のなす角度で、小趾の内反変形の程度を評価する際に用いる角度です。正常値を0〜10°、中等度を10〜40°、重度は 40°以上としています。

内反小趾の診断および重症度分類は研究者によっても違います。内反小趾変形がほとんどないに、内反小趾と同じようなバニオン(小指のつけ根)の痛みを訴える人も多く、内反小趾の診断に苦しむ整形外科医の人もいます。少なくとも内反小趾角 10°以上は内反小趾として定めています。






























