脳卒中の回復症例

足指ドクターによる解説

YOSHIRO YUASA
湯浅慶朗

理学療法士、足指博士、足指研究所所長、日本足趾筋機能療法学会理事長、ハルメク靴開発者。元医療法人社団一般病院理事・副院長・診療部長。専門は運動生理学と解剖学。足と靴の専門家でもあり、姿勢咬合治療の第一人者でもある。様々な整形疾患の方(7万人以上)を足指治療だけで治してきた実績を持つ。

目次

NEVER GIVE UP

人はどんな状態からでも回復する能力を持っています。限界を作るのは自分自身。もう一度自分の足で歩きたい気持ちが強ければ強いほど、回復する速度は速くなっていきます。YOSHIRO SOCKSを履いて、ひろのば体操を繰り返してみて下さい。徐々に失われた足の感覚を取り戻し、動かなかった足が動くようになり、自分の足で立つことができるようになるかもしれません。ここでは脳卒中から回復した方の一例を紹介したいと思います。

寝たきり生活から杖で歩けるまでに回復。

ひろのば体操+YOSHIRO SOCKS

80歳の脳卒中で右半身が完全に麻痺してしまった私は、一生車椅子生活しか残されていないと言われ、寝たきり生活を余儀なくされることになりました。しかし、ケアマネージャーの紹介で湯浅先生と出会い、私の人生は奇跡的に変わっていくことになりました。

最初は日常生活の全てが介助を必要とし、自分の身体を動かすことすら困難でした。湯浅先生のリハビリは厳しいものでしたが、一ヶ月後には自分の意志で足を動かせるようになり、感覚も取り戻すことができました。そして、驚くべきことに、起き上がる、寝返る、座る、立つ、歩くといった日常生活の動作をほぼすべて自分で行うことができるようになりました。

ままならなかったトイレや着替えも、なんとか自力で行うことができるようになりました。そして、装具なしで杖を使いながら一人で歩くことができるようになりました。家族や友人たちにも驚かれるほどの回復を遂げた私は、自分でも自分のことを信じられないほどでした。

湯浅先生の献身的な指導や励ましのおかげで、私は脳卒中後の苦しい時間を乗り越えることができました。今では、自分の意志で動くことができる幸せをかみしめています。湯浅先生との出会いが私の人生を変え、限界を超える力を与えてくれました。

この経験を通じて、私は人生には奇跡が起きることを信じるようになりました。湯浅先生やケアマネージャー、そして私を支えてくれた家族や友人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも前向きに生きる決意を新たにし、感謝の気持ちを忘れることなく、楽しい人生を送っていきたいと思います。

脳梗塞で寝たきりから奇跡の復活!

ひろのば体操+YOSHIRO SOCKS

湯浅先生との出会いが、私の人生を変えるきっかけとなった。78歳の私は要介護4の状態で、左下肢の完全麻痺に苦しみ、寝返りも起き上がりも腰を支える介助が必要でした。歩行も不可能で、ベッド上での生活に限られていた。しかし、私は諦めることなく、自分の意志で動かす力を求めていました。

湯浅先生は私に新たな可能性を示してくれました。湯浅先生の厳しいリハビリは他の病院とは比べ物にならないほどだった。しかし、その厳しさが私にとっては必要なものだったのです。湯浅先生は丁寧にリハビリを指導し、私の体を支えながら一歩ずつ前に進む手助けをしてくれました。その厳しさの中にある愛情と信念が、私に力を与えてくれたのかもしれません。湯浅先生の言葉には力強さがあり、「諦めずに頑張れば、必ず変化が訪れる」という信念を持っていました。その言葉が私の心に響き、私は日々の努力を重ねたのです。

最初は何もつかまらずに寝返りをすることも難しかったが、徐々に手を使わずにできるようになりました。そして、腰を支える介助が必要だった立ち上がりや移乗も、自分で行えるように。驚くほどに回復が早く、装具なしでも一本杖で歩行できるようになった時には、感動と喜びで胸がいっぱいでした。

湯浅先生から学んだことは、諦めないことの大切さでした。困難な状況に立ち向かい、決して逃げずに自分の限界を超えようとする姿勢が、私を成長させたのです。今では床での生活も可能であり、自分の意志で生活することの大切さを痛感しています。

湯浅先生に出会えて良かったです。彼の指導と励ましは、私に新たな希望を与えてくれました。今後も彼の教えを胸に、諦めずに前を向いて歩んでいきたいと思います。湯浅先生から学んだ力強く生きることの素晴らしさを、これからも大切にしていきたい。

脳梗塞で寝たきりから奇跡の復活!

私は数年前に脳梗塞で倒れ、その後は車椅子生活を送っていました。日常生活もままならず、医師からは「今後はこの状態が続くだろう」と告げられ、希望を失いかけていました。

ある日、友人から「湯浅先生」というリハビリ専門の理学療法士を紹介されました。彼のことは何度か耳にしていましたが、私の住んでいるところからは遠くて通うのが難しいと思っていました。しかし友人は「絶対に価値があるから、行ってみるべきだ」と強く勧めてくれました。

そんな友人の応援もあり、私は湯浅先生の診療所に行くことを決意しました。一歩足を踏み出すのにも苦労しましたが、何とか診療所にたどり着くことができました。

湯浅先生は、初めてお会いした瞬間から私の心をつかんで離しませんでした。彼は明るく、親しみやすく、そしてとても熱心な方でした。初めて彼にリハビリを受ける日、私は不安でいっぱいでしたが、湯浅先生の笑顔と優しい声が私を癒してくれました。

最初の数回のリハビリはつらかったです。脳梗塞の後遺症で動きが鈍く、筋力も衰えていた私にとっては、湯浅先生のプログラムはハードでした。しかし、彼は諦めずに私を励まし、支えてくれました。彼は「少しずつでも前進している」と言ってくれ、その言葉が私に力を与えてくれました。

数か月が経過し、私の体は少しずつ変化し始めました。湯浅先生の指導のもと、私は歩行訓練を重ね、日常生活の中で使える筋力を取り戻していきました。彼の情熱と指導力、そして人柄に私は何度も助けられました。

そしてついに、ある日のリハビリの終わりに、湯浅先生は私に微笑みかけました。「もう一度歩いてみませんか?」と。私は少しばかりの不安を感じながらも、彼の手を取り立ち上がりました。

最初は不安定で転びそうになることもありましたが、湯浅先生の声援と励ましで私は歩き続けることができました。数歩、数十歩、そしてついに私はリハビリ室を一周することができました。その瞬間、私は湯浅先生に感謝の言葉をかけることしかできませんでした。

それからの日々は、私の奇跡のリハビリを証明するかのように進んでいきました。湯浅先生の指導のもと、私はますます歩行能力を高め、車椅子を使うことがほとんどなくなりました。友人や家族からも驚きと称賛の声が上がり、私の心は喜びと感謝で満たされました。

今では、私は再び自分の足で歩き、自立した生活を送っています。湯浅先生のおかげで、私は奇跡的に復活することができました。彼が私に与えてくれた希望と力は、私の人生を変えるほどのものでした。

湯浅先生には今でもお世話になっています。彼の献身的な姿勢と温かい心は、私にとってずっとの宝物です。これからも、湯浅先生の助言を守り、元気で健康な生活を送ることを誓います。

一般的なリハビリと湯浅慶朗のリカバリーの違い

現在の日本の一般的な病院で行われている脳卒中のリハビリテーションは、失われた機能を回復させることを目指すものではありません。従来の考え方では、「一度脳神経を損傷すると機能を回復することは難しい」とされており、プラトーを過ぎると歩行を目指すリハビリテーションは滅多に行われません。むしろ、病院のリハビリテーションでは、「残された機能を最大限に活用し、日常生活を送るための支援をする」という視点でアプローチされています。患者は残存機能を活用し、筋力を強化し、車椅子の操作に慣れるなど、新しい状況に適応していく訓練が行われます。

これに対して、湯浅慶朗のリハビリテーションは従来のリハビリとは異なり、「動かせない部位」の機能回復を目指しています。近年、中枢神経組織が可逆的であり、修復や再生が可能である可能性が示唆されています。適切なレベルの神経運動を継続的に行うことで、神経組織の機能回復を期待することができるようになっています。しかしながら、長期的かつ根気強くリハビリを実践することが必要であり、日本にはそのような施設が不足している現状があります。

湯浅慶朗のリカバリー施設は、慢性期の脳卒中者のために長期にわたるトレーニングが可能な唯一の施設です。湯浅の独自の方法を用いて、脳神経組織の再組織化や再教育を行い、歩行機能の回復を目指しています。早い段階からトレーニングを始めることが有効であるとされていますが、受傷後の経過が長い場合でも、諦めることはないとされています。実際、湯浅慶朗のリハビリを受けている患者は、急性期から慢性期に移行した方々であり、そのリハビリの効果は科学的にも証明され、様々な受傷期間の方々に機能回復をもたらしています。

こだわりの、Made in Japanで脳卒中をサポート!

脳神経細胞の再生や活性化をサポートするYOSHIRO SOCKSとは?

足裏の感覚神経は脳への情報伝達に重要な役割を果たしており、足指・足裏を刺激することで脳が活性化され、脳神経細胞の再生が促進されると考えられています。これは、足指・足裏をマッサージすることやストレッチなどを行うことで、脳の健康を維持し、認知機能の改善につなげることができるのです。そのために開発されたのがYOSHIRO SOCKSなのです。

YOSHIRO SOCKS

価格:3,850円(税込)
カラー:ホワイト・グレーの2色
サイズ:S・M・Lの3サイズ

 

脳神経細胞の再生を促す、ひろのば体操をやってみよう!

ひろのば体操ってどんな体操?

「ひろのば体操」とは、足病医学に基づいて2008年に湯浅慶朗が考案・開発した、足指を広げて(=ひろ)伸ばす(=のば)、足指のバイオメカニクス・ストレッチのこと。変形性膝関節症は「小指」という根本原因があり、足の筋力をつけていけば十分にセルフケアで改善できるものなのです。足ゆびストレッチは脳神経細胞の再生にとって最良の治療法の1つです。

ひろのば体操の正しいやり方

詳しくは下の記事も参考にしてみて下さい。

 

脳卒中による脳細胞を再生させる方法とは?

脳卒中は脳血管に障害が起こることによって脳組織が破壊される疾患であり、その結果として神経細胞の機能低下や死が引き起こされます。以前は、脳神経細胞が再生しないと考えられていましたが、近年の研究によって、一部の脳神経細胞は再生能力を持っていることが示されています。特に、神経幹細胞や成熟したニューロンの一部が新しい神経細胞を生成することが分かってきました。

これは、カナリアの研究から、脳卒中後における脳神経の再生が可能であることが示されています。これは、神経細胞自体が再生する能力や、周囲の神経細胞が損傷を補うことで再生が促進されることが関与しており、臨床現場で脳卒中後の神経回復を促進する新たな治療法やリハビリテーションプログラムとして、YOSHIRO SOCKS・ひろのば体操が有効であることも示されています。

足指を広げて伸ばすと、慢性期のマヒも回復する

脳神経細胞を再生させるために、足指を広げて伸ばすことが重要です。この動作によって、足裏の感覚器官が刺激され、脳に刺激が伝わります。この刺激によって、脳神経細胞が活性化され、新しい神経回路が形成されることがあります。

足指を広げて伸ばすことによって、足裏の筋肉や関節が適切に動かされ、血液循環が促進されます。これによって、栄養や酸素が脳に適切に供給され、脳神経細胞の活性化や再生が促進されます。

また、足指を広げて伸ばすことで、脳と足裏の神経接続が強化され、脳と身体のつながりが深まります。これによって、身体のバランスや姿勢が改善され、脳の機能も向上することがあります。

そのため、日常生活で意識的に足指を広げて伸ばす習慣を取り入れることで、脳神経細胞の再生や活性化を促進し、健康的な脳の状態を維持することができます。

この記事を書いた人

湯浅慶朗のアバター 湯浅慶朗 ひろのば体操の開発者

足指研究の第一人者。理学療法士。病院理事・副院長も歴任。東京大学・国際医療福祉大学と研究を行う。テレビ出演は『NHKガッテン』『NHK BS 美と若さの新常識』『NHK サキどり』『ガイアの夜明け』ほか多数出演、著書は『たった5分の「足指つかみ」で腰も背中も一生まがらない!』(PHP出版)など多数。ハルメクとオシャレな矯正靴を共同開発しています。

目次