西日本新聞の誌面に、弊社代表の湯浅慶朗の足育の連載が掲載されました!第4回「正しい靴の選び方」

2013年6月26日に西日本新聞に掲載

平素よりお世話になっております。

2013年6月26日の西日本新聞様の紙面に、弊社代表の湯浅慶朗の連載が掲載されました。

「お茶の間学 足指伸びてますか〜」

第4回は「正しい靴の選び方」です。


足指の変形に大きく関わっているのが靴です。靴選びの基準は「足指が靴の中で機能的に動かせるか」。きゅっと締め付けて足指が動かせない状態が続けば、足自体の筋力が低下。開帳足や外反母趾(ぼし)、扁平(へんぺい)足の原因になり、さまざまな全身の症状を引き起こします。

 靴の中で素足の状態をつくるのが最適。ただ、ぶかぶかでは靴の中で滑る足を踏ん張ろうとして指が曲がります。足を地面から保護しつつ、指の機能を妨げない靴選びのポイントです。

 【ひもを通す穴(ハトメ)は五つ以上】
靴ひもには靴と足を一体化させるテーピングの役割があります。ハトメが多いほど足が靴の中で滑りにくくなり、指を曲げない環境をつくれます。点で支える丸ひもより、面で支える平ひもで固定した方が足が安定します。

 【かかと(ヒールカウンター)が固い】
かかとには椅子の背もたれと同じ役割があります。背もたれのない車で運転したら体はすぐに疲れます。同様に、手で押してもつぶれないくらいの固さがあれば、かかとの骨を靴の中で支えられ、靴の中で足が安定します。横ぶれも少なくなり、指が曲がりにくくなります。

 【ねじれない】
歩くとき、体重の2~3倍の負荷が靴にかかります。柔らかい靴は、こんにゃくの上に足を乗せるようなもの。底に靴のねじれを防ぐ「シャンク」と呼ばれる強い芯があるものがお薦めです。

 【中敷きから足指がはみ出していない】
中敷きを取り出し、足を乗せてみて。指がはみ出していたら靴の中で窮屈になっているので、ハイヒールを履いているのと同じ状態です。

 ただ、正しい靴を選んでも履き方が悪いと期待した効果は得られません。


ひろのば体操」や「YOSHIRO SOCKS」によって持続的な社会に向けた活動ができるということを世の中に発信することで

社会課題を解決していく病院や施設を増やしていきたいと考えております。

こういった連載ができましたのも日頃応援いただく皆様のおかげでございます。

本当にありがとうございます。

湯浅慶朗
足指博士(理学療法士)
足指研究の第一人者。病院やクリニックで「治してもらったら困る」と言われて退職。日本の医療に疑問を持つ理学療法士。足指研究所所長。日本足趾筋機能療法学会理事長。ひろのば体操、YOSHIRO SOCKS、YOSHIRO INSOLE、ハルメク靴の開発者。東京大学や国際医療福祉大学で研究を行う。元医療法人社団一般病院理事・副院長・診療部長・通所リハビリテーションセンター長。著書多数。テレビ出演は『ガイアの夜明け』『NHKガッテン』『NHK BS 美と若さの新常識』『NHK サキどり』ほか多数出演、著書は『たった5分の「足指つかみ」で腰も背中も一生まがらない!』(PHP出版)など多数。

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この記事を書いた人

湯浅慶朗のアバター 湯浅慶朗 ひろのば体操の開発者

足指研究の第一人者。理学療法士。病院理事・副院長も歴任。東京大学・国際医療福祉大学と研究を行う。テレビ出演は『NHKガッテン』『NHK BS 美と若さの新常識』『NHK サキどり』『ガイアの夜明け』ほか多数出演、著書は『たった5分の「足指つかみ」で腰も背中も一生まがらない!』(PHP出版)など多数。ハルメクとオシャレな矯正靴を共同開発しています。

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