【医療監修】顔のたるみ・二重アゴの原因は足指だった?姿勢と舌の位置から整える小顔メソッド

足指ドクターによる解説

YOSHIRO YUASA
湯浅慶朗

理学療法士(Physiotherapist)、足指博士、足指研究所所長、日本足趾筋機能療法学会理事長、ひろのば体操・YOSHIRO SOCKS・ハルメク靴開発者。元医療法人社団一般病院理事・副院長・診療部長。専門は運動生理学と解剖学。足と靴の専門家でもあり、姿勢咬合治療の第一人者でもある。様々な整形疾患の方(10万人以上)を足指治療だけで治してきた実績を持つ。東京大学 石井直方 名誉教授の弟子でもある。

目次



はじめに|なぜ二重アゴや顔のたるみは改善しないのか?

「マッサージをしてもすぐ戻る」

「EMSや美顔器を試したけど効果がなかった」

「年齢のせいだから仕方ないかも…」

そう感じている方は、実は根本原因を見落としているかもしれません。

最新の研究と臨床データから明らかになったのは、顔のたるみや二重アゴの真の原因が「足指の変形」と「姿勢の崩れ」にあるという事実です。

本記事では、理学療法士であり解剖学に精通する湯浅慶朗が、舌骨筋群・広頚筋・足指変形の関係から、姿勢から小顔をつくる方法を医学的に解説します。

あなたの二重アゴ・顔のたるみ、本当に「加齢」のせいですか?

加齢や脂肪だけじゃない、見落とされがちな原因

二重アゴや顔のたるみというと、まず「加齢」や「体重増加」が思い浮かぶかもしれません。確かに、年齢とともに皮膚のハリが低下し、脂肪がつきやすくなることは事実です。しかし、実際にはそれだけが原因ではありません。

多くの人が見落としているのが、姿勢の崩れや筋肉のバランスの乱れです。猫背ストレートネックなどの不良姿勢は、首や顎の筋肉に余計な負荷をかけ、顔の皮膚や筋肉を下方に引っ張る原因になります。

ここで注意すべきは、「スマートフォンやパソコンの長時間使用」だけが姿勢異常の原因ではないということです。たしかにそれらの使用は頭部前方位を助長する要因となる場合もありますが、現実にはデスクワークの人すべてが二重アゴになるわけではありません。

むしろ根本的な原因は、足指の変形(外反母趾・内反小趾・浮き指・屈み指・寝指など)によって生じる重心の乱れです。

これが体の軸を狂わせ、猫背や反り腰を引き起こし、結果的に頭部の前方突出やストレートネックに至ります。このような足元からの連鎖によって、顎下の筋肉に負荷がかかり、二重アゴや顔のたるみが生じているのです。

実は多い「痩せているのに二重アゴ」の人

意外に多いのが「痩せているのにフェイスラインがぼやけている」「体は細いのに二重アゴだけ気になる」という悩みです。これは脂肪ではなく、筋肉と骨格のバランスが崩れていることによる構造的な問題である可能性が高いのです。

特に舌の位置が下がってしまうと、あご下のスペースが広がり、たるみやすくなります。これを「低位舌(ていいぜつ)」と呼びます。

スクロールできます

低位舌は、舌が上顎に接しておらず、下に落ちてしまっている状態を指します。舌が本来の位置から下がることで、顎下に余白ができ、結果として二重アゴが形成されやすくなります。

鏡を見るだけでは分からない、舌の位置の変化

舌の位置は、鏡を見ただけでは分かりません。しかし、この「見えない舌の位置」が、顔の印象を大きく左右しているのです。

本来、舌は上顎に軽く吸い付くようにして収まっているのが正常な位置です。ところが、姿勢が悪いと、舌を支える筋肉(舌骨下筋群)が下に引っ張られ、舌の位置も一緒に下がってしまいます。

舌が下がると、アゴ下の筋肉が弛緩し、皮膚が重力に引かれる形でたるんできます。つまり、舌の位置の低下は見た目年齢を左右する隠れた要因なのです。

このような構造的な視点から、顔のたるみや二重アゴを考えることで、より根本的な改善につながります。

猫背やストレートネックが「舌」と「アゴ下」を崩壊させる理由

ストレートネックとは?現代人に急増する姿勢異常

ストレートネックとは、本来ゆるやかなカーブを描いている首の骨(頚椎)が真っ直ぐになってしまう状態を指します。

一般的には、スマートフォンやPCの長時間使用が原因とされがちですが、それだけでは説明がつきません。現に、デスクワークをしている人全員が二重アゴになっているわけではありません。

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①【正常な足指】重心は均等 → 骨盤の自然な傾き

正常な足指では、足裏に均等に体重がかかるため、体の重心バランスも整います。これにより、骨盤は前後に偏らない「自然な傾き」を保つことができ、結果として首や頭の位置も安定し、姿勢全体が美しく保たれます(ニュートラルポジション)。

②【親指の機能不全】内側重心 → 骨盤後傾

外反母趾や母趾の機能低下があると、体重が内側に偏り、内股・膝くずれを誘発します。これにより骨盤は後ろに傾きやすくなり、バランスを取るために頭が前方に出て、ストレートネックや顎のたるみの原因となります。

③【小指の機能不全】外側重心 → 骨盤前傾

内反小趾寝指、小指の機能低下などで小指側の支持力が低下すると、今度は体重が外側に偏りやすくなります。このとき骨盤は前傾し、腰が反った状態になります。結果として、バランスを取るために頭が前方に出て、ストレートネックや顎のたるみの原因となります。

本質的な原因は、足指の機能不全や変形(外反母趾・内反小趾・浮き指・屈み指・外反母趾など)によって起こる姿勢異常です。足指の機能不全や変形が起こると、体の重心が崩れ、骨盤が前傾または後傾し、その代償として首のアライメントが崩れ、ストレートネックが形成されてしまうのです。

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ストレートネックになると、頚椎の前弯が消失し、頭部が前方に突き出た姿勢になります。これにより、舌骨下筋群や広頚筋など、下顎から首・胸部にかけて連結する筋肉が持続的に伸張される状態となり、顔の下半分を下方向へ引き下げる張力が生まれます(伸ばされた筋肉は戻ろうとする性質があるため)。

結果として、口角やフェイスラインがたるみやすくなり、見た目の老化印象を強めてしまうのです。ます。

舌骨下筋群と広頚筋が引き起こす“顔のたるみ”のメカニズム

舌骨下筋群とは、体幹(胸骨・肩甲骨など)と舌骨をつなぐ4つの筋肉の総称で、以下の筋肉で構成されています。

筋名起始停止主な作用
甲状舌骨筋甲状軟骨舌骨舌骨を引き下げる / 喉頭を引き上げる
胸骨舌骨筋胸骨柄・胸鎖関節舌骨舌骨を引き下げる
肩甲舌骨筋肩甲骨上縁舌骨舌骨を引き下げる
胸骨甲状筋胸骨柄後面甲状軟骨喉頭を引き下げる

これらの筋肉が過剰に伸長されるのは、猫背・反り腰・頭部前方位などの姿勢異常が原因です。特に肩甲骨・胸骨の位置が変わると、筋肉の起始と停止の距離が伸び、舌骨下筋群は常に下方向へ牽引されます。その結果、舌骨も引き下げられ、舌が下がって「低位舌」となります。

この低位舌の状態が、アゴ下にたるみを生み、二重アゴの原因となるのです。

舌骨上筋群の機能低下が舌を“支えきれなくなる”原因に

舌骨上筋群とは、頭蓋骨や下顎骨から舌骨へつながる以下の4つの筋肉の総称です。

筋名起始停止主な作用
オトガイ舌骨筋下顎骨舌骨嚥下時に舌骨を前方に牽引、開口補助
顎舌骨筋下顎骨舌骨嚥下時に舌骨を前方に牽引、咀嚼補助
顎二腹筋下顎骨舌骨舌骨を挙上、下顎を引き下げる補助
茎突舌骨筋側頭骨舌骨舌骨を挙上、下顎を引き下げる補助

猫背や顎上がりの姿勢になると、これらの筋肉の起始と停止の距離が過剰に引き伸ばされ、筋力が発揮できず、舌骨を支えきれなくなります。

結果として、舌骨を下に引っ張る舌骨下筋群の力が優位になり、舌がさらに下がり、アゴ下に脂肪や皮膚が溜まりやすくなります。つまり、舌骨上筋群が「持ち上げる力」、舌骨下筋群と広頚筋が「引き下げる力」。このバランスの崩壊が、二重アゴ・顔のたるみの核心なのです。

広頚筋と口角が下がる仕組み

広頚筋(こうけいきん)は、首の皮膚のすぐ下を覆う大きな筋肉で、鎖骨〜胸部の上皮から起始し、下顎骨の下縁・咬筋筋膜・口角下制筋・笑筋・下唇下制筋にまで及びます。

正しい姿勢
ストレートネック

猫背やストレートネックにより、頭が前方に突き出た姿勢が続くと、広頚筋に強い張力がかかり、以下のような連鎖が起こります。

  • 下顎が下方・後方に引っ張られ、口が開きやすくなる(開口位、口呼吸)
  • 表情筋(特に口輪筋)が下に引かれて笑顔が作りにくくなる
  • 口角が下がって“老け顔”の印象を与える

この状態では、いくら表情筋をトレーニングしても効果は限定的です。若い人でもたるみや表情の暗さを訴えるケースが多いのは、筋力の低下ではなく、姿勢や解剖学的なアライメントの崩れが原因となっているのです。

顎まわりの筋肉は「骨盤」と「肩甲骨」から影響を受けている

顎の筋肉は独立して働いているのではなく、全身の筋膜や骨格のバランスと連動しています。

骨盤の傾き、肩甲骨の位置が変化すれば、それに連動して首や顎、さらには舌骨にまで影響が及びます。これは、舌骨筋群が胸骨や肩甲骨に起始を持つことからも明らかです。

したがって、顔のたるみを本質的に解決したいのであれば、顔だけでなく、足指 → 骨盤 → 肩甲骨 → 顎 → 表情筋という全身の連動を見直す必要があります。

見た目年齢を左右する「顔の印象」は、足元から始まっているのです。

なぜ足指が姿勢を決めるのか?——手の逆立ち理論から考える

浮き指・屈み指が崩す全身バランス

「姿勢が悪い=体幹が弱い」と思われがちですが、実はその土台となるのが“足指”です。外反母趾、内反小指、寝指もそうですが、とくに浮き指屈み指といった足指の変形があると、足裏での荷重バランスが崩れ、立位や歩行時に体全体のバランスが取れなくなります。

その結果、重心はかかと寄りになり、骨盤が後傾して猫背が助長されます。これらの変形によって足のアーチが崩れると、体幹が不安定になり、補正動作として首が前に出る・背中が丸まる・顎が上がるといった姿勢の崩れが発生します。これが、顔のたるみや二重アゴを悪化させる要因になるのです。

姿勢は体幹より先に「足指」で決まる理由

逆立ちをするとき、手の指を大きく広げてバランスを取るのと同じように、人が立つときの安定性は足指の広がりによって決まります。

足指がしっかり使えていないと、地面に対する反力を正しく受け止められず、姿勢を保つために他の部位に無理な緊張が生じます。その結果、骨格がゆがみ、筋肉が疲労しやすくなり、顔にもその影響が及んでくるのです。

つまり、足指は単なる「末端」ではなく、「姿勢の起点」。ここが整わなければ、いくら表情筋を鍛えても、根本的な解決にはならないということです。

顔のたるみ・二重アゴを改善する“正しい姿勢”のつくり方

日常でできる!エルゴノミクス的な姿勢調整

まずは生活環境を見直しましょう。椅子と机の高さを調整し、モニターは目線の高さに。背もたれに軽く背中を預けながら、骨盤を立てるよう意識すると、首や肩の負担が軽減されます。

また、スマートフォンをのぞき込む姿勢を避け、目線の高さで操作する習慣も重要です。小さな意識の積み重ねが、顔のたるみ予防につながります。

1日5分の足指ストレッチ「ひろのば体操」

ひろのば体操の正しいやり方

姿勢の土台である足指の柔軟性を高めるには、「ひろのば体操」が有効です。足指を一本ずつ手で持ち、やさしく広げていくことで、足底筋群や足指間の緊張をほぐし、正しい荷重配分へと導きます。

朝晩の1日2回、各足指を5秒ずつストレッチするだけでも、猫背や反り腰の改善につながり、結果的に顔の筋肉の下垂も軽減されます。

YOSHIRO SOCKSで“履くだけ”足指リセット

さらに効率的に足指を整えたい方には、特殊構造の「YOSHIRO SOCKS」がおすすめです。足指を自然に広げ、正しい位置に誘導することで、無意識のうちに重心を安定させ、理想的な姿勢へと導きます。

YOSHIRO SOCKSは、足指の変形(外反母趾・内反小趾・浮き指・寝指・屈み指など)を改善し、歩行バランスを整えることが臨床データでも証明されています。

“履くだけ”の手軽さで、毎日の生活の中で姿勢改善をサポートしてくれる頼もしいアイテムです。

科学的データで見る「足指矯正→姿勢改善→顔の変化」

外反母趾・浮き指・寝指などの改善率

足指の変形を矯正することで、全身のバランスが整い、姿勢が自然と改善されるという臨床データがあります。

たとえば、YOSHIRO SOCKSの着用とひろのば体操を8週間継続したケースでは、以下のような改善が見られました。

外反母趾角

開始時の外反母趾角は19.1°
8週間後の外反母趾角は12.3°

8週間目の平均値は、開始時と比べて、外反母趾角が6.8°改善。外反母趾角改善の作用が確認されました。

※開始前と8週間目の平均値の差
※グラフは臨床試験における平均値の推移
※結果には個人差があり、100%の結果を保証するものではありません。

  • 外反母趾角:19.1° → 12.3°(6.8°改善)
  • 内反小趾角:25.1° → 5.3°(19.8°改善)
  • かがみ指率:81% → 51%(30%改善)
  • 浮き指率:30% → 9.2%(21%改善)
  • 寝指率:100% → 63%(37%改善)

これらの変形が改善されたことで、歩行時や静止時の重心バランスが正常化し、姿勢全体が安定するようになります。

背筋力や理想姿勢の向上データ(8週間)

足指の矯正によって下肢の安定性が向上すると、自然と体幹が働きやすくなり、背筋力にも影響を与えます。

実際のデータでは、40代女性の背筋力が以下のように変化しています。

背筋力

開始時の背筋力は71.6kg
8週間後の背筋力は82.9kg

8週間目の平均値は、開始時と比べて、背筋力が116%改善。姿勢の改善の作用が確認されました。

※40代女性の平均背筋力は80kg
※開始前と8週間目の平均値の差
※グラフは臨床試験における平均値の推移
※結果には個人差があり、100%の結果を保証するものではありません。

  • 背筋力:71.6kg → 82.9kg(116%に増加)
  • 理想姿勢の割合:28.3% → 69.6%(約60%改善)

理想姿勢とは、耳・肩・大転子・外くるぶしが一直線上に並ぶ状態を指します。この姿勢に近づくことで、首や顎の位置も整い、アゴ下のたるみが軽減されていきます。

頚椎角度(ストレートネック)の改善とその美容効果

姿勢改善により頚椎の角度も大きく変化します。以下は、実際の改善例です。

ストレートネック

開始時の頚椎角は24.6°
8週間後の頚椎角は10.4°

8週間目の平均値は、開始時と比べて、頚椎角度が14°改善。姿勢の改善の作用が確認されました。

※頚椎角の基準値は15°以内が理想とされている
※開始前と8週間目の平均値の差
※グラフは臨床試験における平均値の推移
※結果には個人差があり、100%の結果を保証するものではありません。

  • 頚椎角度:24.6° → 10.4°(14.2°改善)

頚椎の前弯が改善されることで、舌の位置が上がりやすくなり、アゴ下の筋肉や皮膚のたるみが引き締まっていきます。これにより、見た目の若々しさやフェイスラインのスッキリ感が回復しやすくなります。

つまり、顔のたるみや二重アゴは、「顔だけの問題」ではなく、足指→姿勢→首→顎という構造的なつながりの中で起こっているということが、データからも読み取れるのです。



口唇閉鎖力と舌圧の改善が“フェイスライン”を変える

YOSHIRO SOCKSとひろのば体操を併用した臨床試験において、口を閉じる力(口唇閉鎖力)および舌の筋力(舌圧)の顕著な向上が確認されました。

口を閉じる力

開始時の口唇閉鎖力は5.6N
8週間後の口唇閉鎖力は7.9N

8週間目の平均値は、開始時と比べて、口を閉じる力が41%向上。口腔機能の改善の作用が確認されました。

※口唇閉鎖力が弱くなると、口の中が乾燥してう蝕や歯周疾患などに罹患しやすくなったり、歯を取り囲んでいる口唇・頬と舌の力のバランスが崩れて歯並びやかみ合わせが崩れてしまう。
※開始前と40週間目の平均値の差
※グラフは臨床試験における平均値の推移
※結果には個人差があり、100%の結果を保証するものではありません。

足指から姿勢を整えることで、実は口元の筋肉の働きにも変化が生じます。

8週間の介入(YOSHIRO SOCKS着用+ひろのば体操)により、口唇閉鎖力は5.6N → 7.9Nへと改善され、約41%の向上が見られました。

この筋力は、口をしっかり閉じるための力であり、低下すると口呼吸になりやすくなり、二重アゴや口角の下垂、ほうれい線の深まりなどにつながることが分かっています。

また、口唇閉鎖力が弱いままだと、口腔内が乾燥しやすく、歯列や噛み合わせの崩れにもつながるため、顔の印象そのものが大きく変わってしまうこともあります。

舌の力

開始時の舌圧は27.5kPa
10分後の舌圧は31.5kPa

10分後の平均値は、開始時と比べて、舌の筋力が13%向上。口腔機能の改善の作用が確認されました。

※咽頭から食道へ食物を送り込む際には、舌によって押し出される強い筋力が必要になる。この筋力を「舌圧」と呼ぶ。
※開始前と10分後の平均値の差
※グラフは臨床試験における平均値の推移
※結果には個人差があり、100%の結果を保証するものではありません。

さらに、10分間の着用後の変化として、舌圧(舌の押し出す力)も27.5kPa → 31.5kPaへと改善され、約13%の向上が確認されました。

舌圧は、咀嚼・嚥下(飲み込み)・発声などに関わるだけでなく、口の中からアゴ下を支える重要な内側の筋力でもあります。この力が弱いと、舌が下がり、アゴ下のたるみ(低位舌)を引き起こす要因となります。

YOSHIRO SOCKSや足指の環境を整えることで、姿勢の変化→舌のポジションの変化→舌圧の向上という構造的な連鎖が生まれ、それが結果としてフェイスラインの引き締まりへとつながっているのです。

まとめ|美容の基本は「顔」ではなく「足指」から

表面的なケアではなく、構造から変える

二重アゴや顔のたるみといった美容の悩みは、これまで「年齢のせい」「脂肪のせい」として片づけられてきました。しかし、実際には舌の位置、首の角度、姿勢、そして足指の状態という、身体全体の構造が密接に関係しています。

いくら高価なフェイスクリームや美顔器を使っても、土台である姿勢が崩れていれば効果は一時的。表面的なケアではなく、構造から見直すことが、根本的な美容改善の第一歩なのです。

「足元から美顔」へ——足指の見直しから始めよう

姿勢の起点である足指を整えることで、体のバランスが安定し、猫背やストレートネックが改善されます。それにより、舌の位置が正しく保たれ、広頚筋や表情筋への無理な牽引が減少。結果として、フェイスラインが引き締まり、二重アゴや顔のたるみが軽減されるのです。

つまり、美しさを取り戻すには「足元からのアプローチ」が最も重要。これまで見落とされてきた“足指”こそが、あなたの印象を大きく左右する鍵なのです。

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