西日本新聞の誌面に、弊社代表の湯浅慶朗の足育の連載が掲載されました!第第15回は「ホントに成長痛?」

2013年9月11日に西日本新聞に掲載

平素よりお世話になっております。

2013年9月11日の西日本新聞様の紙面に、弊社代表の湯浅慶朗の連載が掲載されました。

「お茶の間学 足指伸びてますか〜」

第15回は「ホントに成長痛?」です。


学童期前後に見られるのが、何もしていないのに膝や足首が痛む「成長痛」。原因はさまざまですが、間違った靴選びから生じている可能性もあります。

Aさんは小学1年生。「成長痛と診断された膝の痛みで体育の授業に参加できない」と言ってクリニックにやって来ました。靴を見ると、サイズが小さく、足は中敷きからはみ出した状態。面ファスナーの締めも弱く、歩くときに足指が靴の前方にぶつかって、足指が曲がっています。

靴のサイズを合わせ、しっかりと面ファスナーを締めるよう注意して、足指の体操「ひろのば体操」を毎日行うよう指導しました。すると2週間足らずで痛みは消失。元気に運動できるようになりました。

子どもの足は1年に1㌢ほど大きくなりますから、少なくとも半年に1回は買い替える必要があるのですが、同じ靴を2年間履いていたとのこと。よく、どうせ大きくなるからと、大きめの靴を選ぶ大人がいますが、これは間違い。靴の中で足が滑り、足指の変形を招きます。

だから、靴を人の体に合わせるお下がりなんてもっての外。少々のお金を惜しんで、子どもの体を傷めては何にもなりません。

私がこれまで見てきた数々の「成長痛」は、正しい靴選びひろのば体操の併用で改善しました。ここで靴の選びのポイントを。

=イラスト①=
靴のサイズはメーカーによってまちまちなので、サイズ表記より、取り出した中敷きから足指がはみ出さないかチェックをします。座ってではなく、立った状態で足を乗せることがポイントです。足指先の余りは1cmのゆとりを持たせましょう。

=イラスト②=
しながら選ぶ方が簡単です。しっかりと足首が固定でき、足指が靴の中で自由に動かせる状態にするため、折り返しのある面ファスナが2カ所以上ついている方がよいでしょう。ひろのば体操を行い、足指がしっかり伸びた状態で靴を選ぶようにしてください。 


ひろのば体操」や「YOSHIRO SOCKS」により、持続的な社会に向けた活動ができるということを世の中に発信することで社会課題を解決していく病院や施設を増やしていきたいと考えております。

こういった連載ができましたのも日頃応援いただく皆様のおかげでございます。

本当にありがとうございます。

足指への3つのアプローチ

— ただし、順番があります

私は2006年以降、病院における臨床の場で、体操・靴下・歩き方・靴の指導を中心に、足指の変形や機能不全、そしてそれに関連する整形外科的な不調に対する対応を行ってきました。

外反母趾、内反小趾、かがみ指、浮き指、寝指、足趾機能不全に加え、膝・腰・股関節・姿勢といった問題についても、足指からの介入を軸に経過を観察してきた臨床の積み重ねがあります。

これは理論だけの話ではありません。長年にわたる臨床数と経過、データの蓄積の中で、「動かす・保つ・使い続ける」という視点が共通して重要であることが整理されてきました。

その結果として、ここで紹介しているひろのば体操・YOSHIRO SOCKS・YOSHIRO WALKという3つのアプローチに集約されています。

1. ひろのば体操

足指を「動かして」広げて伸ばす

ひろのば体操は、足趾機能不全によって低下しやすい足指の可動性や感覚入力を取り戻し、足指が本来の動きを発揮しやすい状態をつくることを目的に考案された体操です。

外反母趾・内反小趾・屈み指・浮き指・寝指など、足指がうまく使われにくくなっている状態に対して、日常で取り入れやすいアプローチの一つです。

2. YOSHIRO SOCKS

広がって伸びた足指を「保ち続ける条件」をつくる

YOSHIRO SOCKSは、足の中で起こりやすい「滑り」「指の押し込み」「アーチの崩れ」といった足元環境のストレスに着目し、

  • 足指が広がりやすい
  • 足指が伸びやすい
  • 足裏のアーチが保たれやすい

足元環境を整えることを目的に設計された靴下です。外反母趾・内反小趾・屈み指・浮き指・寝指・足趾機能不全など、足指の使われ方が関与するケースで検討される選択肢の一つです。

3. 小股歩き

日常動作の中で、足指が“使われ続ける”状態をつくる

小股歩きは、歩幅を抑えることで足指を感じながら地面を捉えやすくする歩き方です。

体操や足元環境の見直しと組み合わせることで、足指に関わる筋活動が起こりやすい条件をつくる考え方として紹介しています。

無理なく続けられる形を選んでください

・体操から始める人

・足元環境から見直す人

・両方を組み合わせる人

どれか一つに決める必要はありません。足指の問題は、方法よりも「続けられる条件」が大切です。


まず迷っている方へ

— どれから始めるか迷ったら、ここを基準にしてください —

  • 体操が続かなかった人
  • 歩き方を意識する余裕がない人
  • 靴をすぐに変えられない人

この場合は、

② YOSHIRO SOCKS(足元環境を整える) から始めるのが現実的です。

足指は「動かす前に、使われる環境」が整わないと戻りやすいため、

まずは日常の中で 足指が使われにくい状態を減らす ことが優先されます。


すでに体操ができている方へ

① ひろのば体操 + ② YOSHIRO SOCKS

動かした足指を、そのまま保てる条件が重なることで、

足指が使われやすい状態が続きやすくなります。


余裕が出てきた方へ

③ 小股歩き を組み合わせることで、 日常動作の中でも足指が“使われ続ける”条件が整っていきます。

※どれか一つを「完璧にやる」必要はありません。

足指の問題で大切なのは、無理なく続けられる順番を選ぶことです。

次に知りたいことを選んでください

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