【西日本新聞連載③】「足指 伸びてますか?」 外反母趾 男性にも

主なポイント

外反母趾や寝指などの足指の変形は女性だけでなく男性にも見られ、足指が伸びず前足部が痛い、歩くと痛いと感じることがあります。指が横を向いたり曲がると地面をうまくつかえず、立つ・歩くときに負担が偏り痛みやしびれを起こしやすい。大切なのは親指だけでなく5本の向きや、立ったときに指が地面についているか、歩いて使えているかを見直すこと。足元から姿勢や歩き方も関係するので、靴や歩き方、足指の使い方を日常で意識することが役立ちます。裸足で床に立ち、指がどれだけついているか確かめるだけでも気づきやすい。

西日本新聞掲載|外反母趾は女性だけではない

2013年6月19日、西日本新聞「足指 伸びてますか?」第3回が掲載されました。

今回のテーマは、外反母趾をはじめとした足指の変形についてです。

外反母趾というと女性に多いイメージがありますが、男性にも見られます。また、足指の変形は親指だけに起こるものではありません。

小指や薬指が横向きになったり、足指が曲がった状態になったりすることもあります。

当時、私はこうした足指の状態を「寝指」「屈み指」と呼んでいました。

新聞紙面にも、それぞれの状態を示したイラストとともに「寝指」「屈み指」という言葉が掲載されています。

足指の状態は親指だけでは分からない

足を見るときは、外反母趾だけを見るのではなく、5本の足指がどのような状態になっているかを見ることが大切です。

足指が横を向いていないか、曲がっていないか、きちんと伸びているか。

さらに、形だけではなく、立ったときに足指が地面についているか、歩くときに使えているかという点も見ていきます。

足指がうまく使えない状態が続くと、立つ・歩くといった動作にも影響することがあります。

当時から私は、足指だけを部分的に見るのではなく、足元から姿勢や歩き方まで含めて考えることを大切にしていました。

2013年6月19日の西日本新聞

以下が当時掲載された新聞記事です。


西日本新聞(2013年6月19日)
生活面「お茶の間学Ⅱ」

※写真は新聞記事の掲載内容です。
※掲載当時の記事内容であり、現在の研究や知見とは異なる部分がある場合があります。

この記事では、外反母趾のほか、寝指や屈み指などの足指の変形について紹介されています。

「寝指」という言葉は現在ではさまざまな場所で見かけるようになりましたが、2013年2月27日の西日本新聞の記事にも「小指は寝指で、親指も浮いている」と記載されています。

私自身、当時から足指の状態を患者さんに分かりやすく伝えるために、こうした言葉を使っていました。

現在の寝指についての考え方やセルフチェックについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

→ 寝指とは?原因・セルフチェック・対処法

また、足指の研究を始めた経緯や、当時の西日本新聞の記事については、こちらにまとめています。

→ 足指研究の原点|2006年から続く足指研究