西日本新聞の誌面に、弊社代表の湯浅慶朗の足育の連載が掲載されました!第第16回「帰宅後の5分間で」

2013年9月18日に西日本新聞に掲載

平素よりお世話になっております。

2013年9月18日の西日本新聞様の紙面に、弊社代表の湯浅慶朗の連載が掲載されました。

「お茶の間学 足指伸びてますか〜」

第16回は「帰宅後の5分間で」です。


ヒールやパンプスを痛みなく履きたい。働く女性なら、そんな悩みが分かりますよね。体に良くないと分かっているけれど、自分に最適の靴が選択できない職場もあるでしょう。

こんなときは、自分の足指力を鍛えること。すなわち、指の体操「ひろのば体操=FC方式」が役に立ちます。

足指はしっかりと広がっているのが理想ですが、広げすぎるとパンプスが履けなくなるのではと不安になるかもしれません。でも、普段から足指力をつけておくと、窮屈な靴を履いたときにも、靴の中で足指が滑りにくくなるのです。

パンプスなどを履いたとき、親指の付け根に痛みを感じる方がおられます。原因はこの滑りにあります。

窮屈な靴は外反母趾(ぼし)の原因となりますから、幅広の靴に替える人もいます。しかし、履きはじめは楽でも、月日がたつとやはり足指が滑ってしまい、かえって屈(かが)み指になって外反がひどくなることもあります。

航空関連会社に勤務するIさんは、パンプスでの仕事が日常。スニーカーを履いて働くというわけにはいかない職場です。半日もすると、両親指の付け根の痛みとしびれで笑顔が引きつってしまうこともしばしばだったそうです。

そこで帰宅後に5分間、ひろのば体操=FC方式で足指を広げ、伸ばしてもらいました。すると2週間後の再診時には、すっかり痛みが消え、夜もよく眠れるようになったとうれしそうに報告してくれました。さらに足のたこがなくなり、一日中、パンプスで仕事をしても疲れなくなったといいます。

窮屈な靴を履いた後のひろのば体操=FC方式は、化粧後の肌のメンテナンスと同じ。Iさんのように、ダメージを受けた足指のストレッチを日課にすることで、履ける靴の種類が広がります。かわいい靴が履けないとお悩みの方も、外反母趾でお困りの方も、まずはひろのば体操を試してみてください。

◇この連載がきっかけで、NHK総合テレビの情報番組「サキどり」に出演しました。テーマは「〝足育〟で転倒防止!運動能力アップ!」です。下記ホームペジに掲載されています。どうぞご覧ください。


ひろのば体操」や「YOSHIRO SOCKS」により、持続的な社会に向けた活動ができるということを世の中に発信することで社会課題を解決していく病院や施設を増やしていきたいと考えております。

こういった連載ができましたのも日頃応援いただく皆様のおかげでございます。

本当にありがとうございます。

足指への3つのアプローチ

— ただし、順番があります

私は2006年以降、病院における臨床の場で、体操・靴下・歩き方・靴の指導を中心に、足指の変形や機能不全、そしてそれに関連する整形外科的な不調に対する対応を行ってきました。

外反母趾、内反小趾、かがみ指、浮き指、寝指、足趾機能不全に加え、膝・腰・股関節・姿勢といった問題についても、足指からの介入を軸に経過を観察してきた臨床の積み重ねがあります。

これは理論だけの話ではありません。長年にわたる臨床数と経過、データの蓄積の中で、「動かす・保つ・使い続ける」という視点が共通して重要であることが整理されてきました。

その結果として、ここで紹介しているひろのば体操・YOSHIRO SOCKS・YOSHIRO WALKという3つのアプローチに集約されています。

1. ひろのば体操

足指を「動かして」広げて伸ばす

ひろのば体操は、足趾機能不全によって低下しやすい足指の可動性や感覚入力を取り戻し、足指が本来の動きを発揮しやすい状態をつくることを目的に考案された体操です。

外反母趾・内反小趾・屈み指・浮き指・寝指など、足指がうまく使われにくくなっている状態に対して、日常で取り入れやすいアプローチの一つです。

2. YOSHIRO SOCKS

広がって伸びた足指を「保ち続ける条件」をつくる

YOSHIRO SOCKSは、足の中で起こりやすい「滑り」「指の押し込み」「アーチの崩れ」といった足元環境のストレスに着目し、

  • 足指が広がりやすい
  • 足指が伸びやすい
  • 足裏のアーチが保たれやすい

足元環境を整えることを目的に設計された靴下です。外反母趾・内反小趾・屈み指・浮き指・寝指・足趾機能不全など、足指の使われ方が関与するケースで検討される選択肢の一つです。

3. 小股歩き

日常動作の中で、足指が“使われ続ける”状態をつくる

小股歩きは、歩幅を抑えることで足指を感じながら地面を捉えやすくする歩き方です。

体操や足元環境の見直しと組み合わせることで、足指に関わる筋活動が起こりやすい条件をつくる考え方として紹介しています。

無理なく続けられる形を選んでください

・体操から始める人

・足元環境から見直す人

・両方を組み合わせる人

どれか一つに決める必要はありません。足指の問題は、方法よりも「続けられる条件」が大切です。


まず迷っている方へ

— どれから始めるか迷ったら、ここを基準にしてください —

  • 体操が続かなかった人
  • 歩き方を意識する余裕がない人
  • 靴をすぐに変えられない人

この場合は、

② YOSHIRO SOCKS(足元環境を整える) から始めるのが現実的です。

足指は「動かす前に、使われる環境」が整わないと戻りやすいため、

まずは日常の中で 足指が使われにくい状態を減らす ことが優先されます。


すでに体操ができている方へ

① ひろのば体操 + ② YOSHIRO SOCKS

動かした足指を、そのまま保てる条件が重なることで、

足指が使われやすい状態が続きやすくなります。


余裕が出てきた方へ

③ 小股歩き を組み合わせることで、 日常動作の中でも足指が“使われ続ける”条件が整っていきます。

※どれか一つを「完璧にやる」必要はありません。

足指の問題で大切なのは、無理なく続けられる順番を選ぶことです。

次に知りたいことを選んでください

目次