【社会貢献】ピースワンコ・ジャパンへの寄付──わんこたちに、少しでも多くの幸せを

足指ドクターによる解説

YOSHIRO YUASA
湯浅慶朗

理学療法士(Physiotherapist)、足指博士、足指研究所所長、日本足趾筋機能療法学会理事長、ひろのば体操・YOSHIRO SOCKS・ハルメク靴開発者。元医療法人社団一般病院理事・副院長・診療部長。専門は運動生理学と解剖学。足と靴の専門家でもあり、姿勢咬合治療の第一人者でもある。様々な整形疾患の方(10万人以上)を足指治療だけで治してきた実績を持つ。東京大学 石井直方 名誉教授の弟子でもある。

目次

はじめに

こんにちは。足指研究所の湯浅慶朗です。

今日は少し“仕事とは違う話”をさせてください。

YOSHIRO SOCKSや靴の売上の一部を活用して行っている社会貢献活動のひとつに、保護犬支援プロジェクト「ピースワンコ・ジャパン」への寄付があります。

僕がこの活動を始めた理由は、とてもシンプルです。

「犬が、心から好きだから」です。

犬とともに生きてきた時間

これまで、我が家では3代続けて里親募集で迎えてきました。

初代は活発な性格で、救助犬のような子でした。

2代目はとても穏やかで、人に寄り添うような優しい子でした。

そして今一緒に暮らしている3代目も、里親で出会った大型犬です。

保護犬の多くは、人間との関係の中で傷ついた経験を持っています。

時間をかけて少しずつ信頼を取り戻していく姿を見ていると、

「この命がここにいてくれて本当によかった」と、心から思います。

日向ぼっこをしながら気持ちよさそうに眠るその姿に、

“命をつなぐ”ということの意味を教えられてきました。

ピースワンコ・ジャパンとの出会い

そんな想いのなかで出会ったのが、

認定NPO法人ピースワンコ・ジャパンでした。

この団体は広島県を拠点に、「殺処分ゼロ」を本気で目指し、

保護・譲渡・しつけ・教育活動などを通して動物福祉の向上に取り組んでいます。

僕が特に共感したのは、その行動力と、

「命を救うためにできることをすべてやる」という信念でした。

この信念は、

「足元から健康を取り戻す」

というYOSHIRO SOCKSの理念ともどこか重なります。

どちらも、“小さな行動が未来を変える”という信念のもとにあります。

犬たちの現実が教えてくれたこと

保護犬支援の現場を見て、最初に感じたのは、

「想像以上に保護される犬が多い」という現実でした。

日本では、年間数万頭の犬が自治体や保護団体に引き取られています。

飼育放棄、繁殖引退、虐待――その理由はさまざまです。

ピースワンコ・ジャパンもまた、

保護数の多さゆえに運営面で課題を抱えながらも、

それでも“命を諦めない”活動を続けています。

僕はその姿勢に、深い敬意を抱きました。

同時に、「この社会のあり方を問い直す時期なのではないか」とも感じました。

犬たちは何も悪くありません。

責任を負うべきは、いつも人間側にあります。

だからこそ、僕はこの活動を“寄付”ではなく、「人としての責任の一部」と考えています。

好きだから、続けたい

僕が行っていることは、大きな支援ではありません。

売上の一部を、ピースワンコ・ジャパンをはじめとする団体に寄付しているだけです。

でも、それでもいいと思っています。

「好き」という気持ちは、人を動かす最もシンプルで、最も強い力だからです。

YOSHIRO SOCKSを購入してくださった皆さんの“その一足”が、

結果的に保護犬の命をつなぐ一助になっている。

そう思うと、この活動には確かな意味があると信じられます。

命と向き合う社会を目指して

「殺処分ゼロ」という言葉は、ただの理想ではありません。

そこに込められているのは、命を諦めないという強い意志です。

僕は、ピースワンコ・ジャパンへの寄付を通じて、

「命を守る社会」を次の世代へつなぐお手伝いがしたいと思っています。

足元から健康を支える仕事をしている僕にとって、

動物たちの“命を支える”という活動は、どこか通じるものがあります。

体の土台を整えることも、命を支えることも、どちらも「いのちの循環」に関わるからです。

これからも、“等身大の行動”を続けていく

僕ひとりにできることは、本当に小さいです。

でも、継続することでしか見えない未来があると信じています。

この活動は、僕個人だけのものではありません。

YOSHIRO SOCKSを履いてくださる皆さん、

そして足指研究所を支えてくださる皆さんがいてこそ、成り立っています。

これからも、“好き”と“責任”を両立させながら、

一匹でも多くの犬たちが幸せに生きられる世界を目指して歩み続けます。

関連リンク

編集後記

YOSHIRO SOCKSを開発する株式会社グラッドデザインでは、

1% for the Planet日本児童養護施設財団あしながサンタ、ピースワンコ・ジャパン

の4団体に、売上の1%ずつ、合計4%以上を寄付しています。

それぞれの活動は違っても、根底にあるのは「いのちを守る」という想いです。

これからも、足元から社会にやさしい循環を生み出していきます。

免責事項

※本記事は治療・医療行為を目的とするものではなく、生活習慣の見直しに関する情報提供です。使用感や効果の感じ方には個人差があります。必要に応じて専門家にご相談ください。

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