【社会貢献】日本児童養護施設財団への寄付——子どもたちの未来に、ほんの一滴でも光を

こんにちは、足指研究所の湯浅慶朗です。

今日は、YOSHIRO SOCKSの売上の一部を活用して行っている社会貢献活動の一環として、「一般財団法人 日本児童養護施設財団」への寄付についてご報告します。

この活動は、株式会社グラッドデザインの創業以来、大切に続けている“社会への還元”の取り組みのひとつです。

目次

児童養護施設の現状を知ってほしい

日本には、さまざまな理由から家庭で暮らすことが難しい子どもたちがいます。

虐待、ネグレクト、貧困、家庭の崩壊——その背景は決して一言では語り尽くせません。

日本児童養護施設財団は、そうした子どもたちが安心して生活し、将来に希望を持てるよう支援するために設立された団体です。

主な活動内容
  • 児童養護施設の住環境・教育環境の改善
  • 進学支援や就労支援
  • 社会的自立に向けたメンタルケアや相談サポート など、子どもたちの“これから”を支えるための継続的な支援です。

僕自身、これらの現実を知ったとき、胸が締め付けられるような思いを覚えました。

ニュースで見る“虐待死”の報道は年々増加しており、児童養護施設で暮らす子どもの数も減るどころか横ばい、あるいは増加傾向にあります。

「この国の子どもたちに、何ができるだろう」——その問いが、僕の心の中でずっと消えずに残っていました。

子を持つ親として、ひとりの大人として

僕には2人の子どもがいます。

だからこそ、ニュースで耳にする「親からの虐待」「育児放棄」といった言葉に、胸が痛みます。

子どもという存在は、社会全体で守るべき“未来そのもの”です。

その未来が、家庭環境の不運によって奪われることがあってはならない。

そう考えたとき、僕にできることは決して大きなことではありません。

でも、“自分にできる範囲で、できる限りのことを続けたい”——そう思うようになりました。

YOSHIRO SOCKSや出版書籍の売上の一部を1年に一度、児童養護施設の子どもたちへの支援として寄付する取り組みは、そうした想いから生まれました。

それは、社会への感謝を形にするだけでなく、

「自分の心を正しく保つための行動」でもあります。

一滴のしずくでも、未来を変える力になる

今回の寄付金は、全国の児童養護施設で暮らす子どもたちの教育支援や生活環境の整備に役立てられる予定です。

学びたいのに、教材がない。

進学したいのに、学費が足りない。

そんな子どもたちが少しでも前を向けるよう、支援の“しずく”を届けたい。

たとえ小さな一滴でも、集まれば大きな流れになります。

僕はその“一滴”を、YOSHIRO SOCKSを手に取ってくださった皆さんと一緒に流していきたいと思っています。

「支援」ではなく「連携」へ

僕は“支援”という言葉より、“連携”という言葉を好みます。

なぜなら、支援とは一方通行ではなく、想いの循環であると考えているからです。

YOSHIRO SOCKSを通して社会貢献を行うということは、

ただ寄付をするという行為ではなく、

「あなたの一足が、子どもたちの希望に繋がる」

という共創の形だと思っています。

私たちが目指すのは、足元から社会を良くするデザイン。

そのデザインの先に、人の温もりと笑顔が広がる未来を描いています。

続けるという“責任”

寄付という行為は、一度きりでは意味を成しません。

本当に必要なのは、続ける覚悟です。

この活動は、僕一人の力では成り立ちません。

YOSHIRO SOCKSを購入してくださった皆さん、

ひろのば体操を実践してくださる皆さん、

そして足指研究所を応援してくださるすべての方が、

この“支え合いの循環”の一部です。

だからこそ、これからも「足元から未来を変える」活動を止めずに続けていきます。

感謝とともに

改めて、この活動を支えてくださっている皆さまに、心から感謝申し上げます。

あなたが履いているその一足が、

遠いどこかで誰かの人生を少しだけ温かくしている。

それを想像できる優しさが、この社会を少しずつ変えていくのだと思います。

関連リンク

編集後記

この記事で紹介した寄付活動は、湯浅慶朗が代表を務める株式会社グラッドデザインによる継続的な社会貢献活動の一環です。

当社では、1% for the Planet、日本児童養護施設財団、あしながサンタピースワンコジャパンの4団体に対して、売上の一部を寄付しています。

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