【西日本新聞掲載】足指体操で子どもの健康を考える|保育士向け足育セミナー(2016年6月21日)

はじめに

こんにちは。足指研究家の湯浅慶朗です。

2016年6月21日発行の 西日本新聞 にて、福岡市東区で行われた足育セミナーの様子が紹介されました。

この記事では、保育士向けに行われた研修会の内容や、足指と姿勢の関係についての取り組みが取り上げられています。

当時はまだ「足指」という言葉自体が一般的ではなく、子どもの足指や姿勢に注目した教育活動は珍しいものでした。しかし、保育現場ではすでに

  • 転びやすい子どもが増えている
  • 姿勢が崩れている子どもが目立つ

といった変化が見られており、足の働きに注目した取り組みが始まっていました。

西日本新聞に掲載された記事

西日本新聞
2016年6月21日掲載

記事では、福岡市東区の保育士を対象に行われた「足指と姿勢・歯並びの関係を考える足育研修会」が紹介されています。

この研修会には約60名の保育士が参加し、子どもの足指の状態や姿勢の変化について学びました。

保育士向け足育セミナー

記事によると、福岡市私立保育士会の東区グループ研修会(46園)が、つぼみ保育園で保育士向けのセミナーを開催しました。

研修会では、

  • 園児の足指の状態
  • 姿勢と身体のバランス
  • 歯並びとの関係

などについて意見交換が行われました。

近年、保育現場では

  • 姿勢が崩れやすい園児
  • 転びやすい園児

が増えているという声もあり、その背景を調べるための研究活動として取り組みが始まりました。

医療関係者や歯科医師とも連携し、園児の身体の状態について今後調査を進めていく予定であることも紹介されています。

足指と姿勢の関係

セミナーでは、足指の働きと姿勢の関係についても説明が行われました。

足指は体を支える土台の一部であり、地面にしっかり接地しているかどうかによって、身体のバランスや姿勢に影響が出る可能性があります。

記事では、

「足指が地面に着いていない状態(浮き指)などの足指の変形が、姿勢の崩れにつながる可能性がある」

という視点が紹介されています。

保育士の方々は、子どもの姿勢や足の使い方を日常的に観察する立場にあるため、こうした視点は教育現場でも重要なテーマとなっています。

ひろのば体操の紹介

セミナーでは、足指を広げて伸ばす体操として「ひろのば体操」も紹介されました。

この体操は

  • 手の指を足指に絡ませる
  • 足指を広げる
  • 足指を伸ばす

といったシンプルな動きを通して、足指の動きを意識する体操です。

保育士の方々は実際に体操を体験しながら、子どもの足の状態を観察する視点について学びました。

保育園主任保育士は取材に対し、

「きちんとデータを取り、子どもの健康づくりに役立てたい」

と話しています。

足育という考え方

このような取り組みは、現在では「足育」という言葉でも知られるようになりました。

足育とは、子どもの足の成長や使い方に注目し、

  • 正しい姿勢
  • 安定した立ち方
  • 歩き方

などを育てていく考え方です。

子どもの頃の身体の使い方は、その後の姿勢や生活習慣にも影響すると考えられており、教育現場でも少しずつ関心が高まっています。

足指研究は現在も続いています

私自身、2006年から足指と姿勢の関係について研究を続けています。

その取り組みの中で

  • 臨床での観察
  • 教育現場での活動
  • 研究者との共同研究

など、さまざまな形で足指の役割について検討してきました。

今回紹介した新聞記事も、その活動の一部として取り上げていただいたものです。

関連記事

足指研究の背景や西日本新聞での連載については、以下の記事でも紹介しています。

▶︎【足指研究の原点】2006年から続く足指研究

▶︎【西日本新聞連載】「足指 伸びてますか?」全22回まとめ

▶︎【医療監修】浮き指とは? 9割以上が自覚なし|原因・セルフチェック・足指ケアを専門家が解説