保育園でも実践!足指体操「ひろのば体操」が西日本新聞で紹介されました|姿勢・集中力アップに効果

足指ドクターによる解説

YOSHIRO YUASA
湯浅慶朗

理学療法士(Physiotherapist)、足指博士、足指研究所所長、日本足趾筋機能療法学会理事長、ひろのば体操・YOSHIRO SOCKS・ハルメク靴開発者。元医療法人社団一般病院理事・副院長・診療部長。専門は運動生理学と解剖学。足と靴の専門家でもあり、姿勢咬合治療の第一人者でもある。様々な整形疾患の方(10万人以上)を足指治療だけで治してきた実績を持つ。東京大学 石井直方 名誉教授の弟子でもある。

保育園で実践!足指体操「ひろのば体操」が子どもの姿勢と集中力を変える

目次

子どもの集中力や姿勢が続かない理由は「足」にある?

「じっと座っていられない」

「すぐに転んでしまう」

「集中力が続かない」

保育園や小学校の先生、そして親御さんから、こうした相談をいただくことは少なくありません。

その背景には、意外にも 「足指の使い方」 が大きく関わっています。

私は長年の臨床で、足指の機能低下が体幹の不安定さや姿勢の乱れを招き、それが集中力や運動能力の低下にもつながることを確信してきました。

「ひろのば体操」とは?

そこで提案しているのが、足指を伸ばし・広げ・柔軟に動かす ひろのば体操 です。

小さな子どもでも無理なく行える簡単なエクササイズで、1日わずか数分でも継続すると、次のような効果が期待できます。

まさに「体の土台を整える」習慣です。

保育園での実践事例(西日本新聞掲載)

2013年2月20日の西日本新聞「お茶の間学」でも紹介されましたが、実際に福岡・筑後地区の3つの保育園で「ひろのば体操」を導入しました。

スクロールできます
ジャンプの変化
行進の変化
縄跳び回数の変化

その結果──わずか2ヶ月で、子どもたちの ジャンプ力・行進力 が明らかに向上。

グラフにも表れているように、体を支える力やリズム感が改善したのです。

先生方からはこんな声をいただきました。

  • 「転ばなくなった」
  • 「椅子に座る時間が長くなった」
  • 「姿勢がピンとするようになった」

足指が変わることで、子どもの体の使い方そのものが変わる──これは現場での大きな発見でした。

なぜ足指が集中力や学習効率に関わるのか?

足裏の感覚受容器

足指は小さな部位ですが、全身のバランスを感知するセンサーの役割を持っています。

足指が地面にしっかり接地すると、脳への神経入力が増え、体幹が安定します。

体が安定すれば、無駄な筋肉の緊張が減り、呼吸も落ち着きます。

その結果、学習や遊びに集中できるようになるのです。

「集中力がない」のではなく、「体が安定していない」だけ──そう考えると、多くの子どもたちの姿勢や行動に説明がつきます。

足育を未来へ広げるために

ひろのば体操を実施する保育園児

私は「足指の機能を整えること」が、子どもたちの健やかな成長、そして社会全体の活力に直結すると考えています。

大人になってからの腰痛や肩こり、学習効率や運動能力の差も、幼少期の足育で変えられるのです。

足指研究所では、保育園や教育機関と連携しながら「ひろのば体操」を広めています。

足元を変えることが、姿勢や集中力、そして未来を変える第一歩になると信じています。

まとめ

・幼少期からの足育が、将来の健康や学習効率に直結する

・足指体操「ひろのば体操」は、子どもでも簡単にできる習慣

・2ヶ月の実践で、ジャンプ力・行進力が向上

・姿勢が整い、集中力や落ち着きが増すことが確認された

NHK番組でも特集が組まれました

足指への3つのアプローチ

外反母趾・内反小趾・屈み指・浮き指・寝指。

足指の問題というより

筋肉が使われなくなった結果

として固定化した状態です。

足指の筋肉が働く条件は、

・動かせる

・働ける

・使われ続ける

この3つ。

そこから導かれるアプローチが、

以下の3つです。

1. ひろのば体操

足指を、広げて、伸ばし、動ける状態に戻す。

筋肉を鍛えるためではなく、本来の動きを発揮できる準備を整えるためのアプローチです。

2. YOSHIRO SOCKS

YOSHIRO SOCKSは、靴下という形をした、もうひとつの筋肉です。

足指・足底の筋肉の仕事を、張力と立体構造によって、薄く一体化して引き受ける構造体です。

3. 小股歩き

立つ。歩く。動く。

そのすべてが、足指を使い続けるための時間になります。

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