足病医学に基づいた口呼吸・ストレートネックの改善方法

口呼吸や低位舌によって歯並びが悪くなることを考えると、口腔周囲筋の機能回復は健康の重要な部分になります。口の問題は、生活の質に大きな影響を与える可能性がありますが、それが足が原因で起こることがあることも知る必要があります。

 

足病医学による姿勢分析

 

皆さんは、口がポカンと空いているとき、どこにいきますか?歯医者さんですか?それとも耳鼻科でしょうか?もしその口呼吸が「姿勢」の問題によって起こっているなら、歯医者さんでも耳鼻科でも診てもらうことができません。そんな「呼吸」のトラブルを、足から総合的に診てもらえる医療機関があったらいいですよね?

YOSHIRO STUDIOでは、ポダイアトリー(足病学)という学問をベースに、足と姿勢と呼吸を総合的に診るフットケアセンターです。なぜ足のトラブルが「口呼吸」を引き起こすのか、カンタンに動画にまとめています。

 

 

とってもカンタンに改善できますね。ひろのば体操とYOSHIRO SOCKSだけで良いのです。

 

口呼吸は足の問題によって起こることがある

 

日本人は、“靴”の歴史が欧米に比べて100年ほど遅れています。日本は家の中でのはだしの文化が長かったので、足専門の医学が遅れてしまったことも理由の一つだと思います。欧米に比べると日本は足に対する認識が低く、姿勢への関連性も医学の教科書には記載がありません。

さらには、姿勢が口呼吸に関連するという認識がないので、日本ではどの科に行っても解決策というものはないのです。歯医者さんではお口のトレーニングをします。口周りの筋肉を鍛えましょうというものです。とても良いことなんですが、足や姿勢に関しては専門外という認識があるので、ひろのば体操の認定施設以外では足・姿勢・呼吸を総合的に診ることができません。

足の問題で姿勢が崩れて「口呼吸」をしているとすれば、総合的に診る必要性がとても高いのです。しかし口呼吸のどこが問題なの?という医科での見解と、口呼吸は歯並びに影響するんだけど姿勢は専門外という歯科での見解。足だけを専門に、姿勢だけを専門に、口だけを専門に、という線引きがあるために根本解決が難しいというのが実情なのです。

 

日本は100年遅れている

 

私は足病学を取り入れながら、それに不足する足指学を独学により確立しフットケアセンターを設立に貢献してきました。その当時は日本に足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ったこともきっかけの一つ。現在は病院の外来で足の専門外来や通所リハビリテーションセンターで治療を研鑽しています。

足や足指に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぎながら、それがひざ痛や腰痛などに関係していることを納得してもらうことにとても苦労しました。ほとんどの方が「ひざ痛ならひざに問題がある」「腰痛なら腰に問題がある」と考えていたからです。ましてや足や足指が靴の問題によって起こっているとは誰も思わないので、さらにハードルが上がります。

日本では、園児のこどもでも口呼吸や猫背が多い時代。親が早めに気づいてあげないと、成長とともに進行してしまいます。幼い頃から医学的な介入で予防してあげるなど、親への教育も大切だと思っています。そのためにもやはり歯医者さんに足の専門家、さらには足指の専門家が必要なんです。歯並びをよくしていくために、足のトレーニングを取り入れているという歯医者さんがあればとても良いですよね。

 

足病学がこれからの歯科医療を変える

 

足病医は、足にトラブルがあれば装具を処方します。装具は、オーダーメイドのインソール、パッド、およびアーチサポートのことです。根本的な口腔機能の治癒のために「足を診る」。歯科足病医は、歯の治療の一助として履物についてアドバイスし、足を適切に管理できるよう指導を行う。スポーツや運動に関連する怪我の予防、診断、治療のほか、かみ合わせや顎関節症など、より複雑な口腔内の問題にも役立ちます。歯科治療や予防は、身体を理想的なアライメントに戻すことでより理想型に近づくのではないかと考えています。

保険診療では診断名をつけなければ国からお金が支給されません。歯科では足や姿勢のトラブルを解決しても診療報酬として確立されていないため、自由診療でしか行えないことがネックとなっています。また、欧米と違い、日本の診療システムでは、初診時に20分以上時間をかけてじっくりと診ることができません。それでは解決できる問題も解決でいないし、私たち一人一人が口腔内に対する認識を変えていくしかないのかも知れません。

 

足病学・足指病学・靴医学・姿勢医学・咬合医学を総合的に診るYOSHIRO STUDIO

 

ひろのば体操の認定施設は、足病学に基づいて足だけを診るところとは少し違います。「外反母趾や浮指」などの足指病学を加え、「靴・靴下・中敷(インソール)・歩き方」などの靴医学、さらにはそれらの問題によって起こる「O脚・X脚・猫背・ストレートネック」などの姿勢医学や、「顎関節症・かみ合わせの異常・あごの未発達による歯並びの異常」などの咬合医学を総合的に診るところです。

靴は靴屋、足は足科、ひざや腰は整形外科、姿勢は整体、顎関節症は歯科などの枠組みではなく、すべてはつながっているので、それらを足の問題から総合的に判断して、治療や予防を行うスタジオとしてスタートさせました。全ての知識を網羅した日本初の足指病科はこれから少しずつ広がっていくと思います。東京大学で研究を進めているのは、足指病学を学術として確立させるためのもので、いずれは世界の歯科医療システムを変えるものと考えています。

 

 

 

足指の変形

 

実際にあなたの足指を見てみてください。ほとんど方に足指の変形が見られます。

あなたの足指は大丈夫!?足指の変形の分類

 

 

足指つかみ(ひろのば体操)

 

O脚やX脚などの変形には「魔法のくつ下 YOSHIRO SOCKS」と「足指つかみ(ひろのば体操)」をオススメしています。下記サイトに正しいやり方の動画をアップしています。やり方によって効果が大きく異なるので、良く見ながらしっかりと真似をして見て下さい。1日1回5分〜なのでカンタンに始められます。

 

 

魔法のくつ下

YOSHIRO SOCKSは理想の足形を常に再現する形状記憶構造をしています。YOSHIRO SOCKSを履く事で、理想的な姿勢と呼吸を再獲得し、脳の血流量を増加させるための手助けをします。足指の変形がひどい方や早く効果を得たい方には、ひろのば体操とYOSHIRO SOCKS の併用をおすすめします。

yoshiro socks

 

 

帯電障害(自然欠損障害)にはアーシグマットがオススメ

テレビ、コンピューター、wi-fiなど、今日のすべての屋内の現代の電子機器に体がさらされると、体がかなり大きな正電荷を蓄積することです。アーシングの中でよく使われる「体内静電気」とは全く違うものです。電荷は屋内の汚染物質、化学物質、汚れた空気からも増加し、成長する組織や細胞に過剰なフリーラジカル損傷をもたらし、慢性炎症を引き起こし、ひざ痛や腰痛を引き起こす可能性があります。特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の改善のカギは「マクロファージ」にもありますので、アーシングを行いマクロファージを増やすようにしましょう。

また、家電製品の誘導電位による体への電圧負荷は、神経伝達のシナプス遅延を起こす可能性がある。つまり、自然治癒能力が抑制される可能性があるということです。寝たきりの人や車椅子の人は特にアーシングをお勧めしています。徐々に自然治癒能力が高まり、ひざの痛みがなくなったという体験談があります。地面の上で裸足で歩くか、屋内のアーシング製品を使用することにより、体はこの電子不足を補い、修復することができます。ただし、外で靴を履いているとアーシングの効果は薄れてしまうので、裸足になってアスファルト以外の場所を歩くようにしてみてください。全身のアーシングを行えるまでに、1時間の時間を要することがわかっています。

 

 

オンラインアカデミー

https://academy.hironoba.jp/

 

*昔の動画なので動画の中の日程は無視して下さい。

湯浅 慶朗(ゆあさ よしろう)
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操の発明者。医療法人豊愛会 理事。豊北病院 通所リハビリテーションセンター長。足指研究所 所長。株式会社ハルメク 靴事業部アドバイザリー。Hand -Standing理論の発見者であり、足指研究の第一人者。東京大学で「ひろのば体操」をベースとした足指研究を行う。専門は運動生理学。のべ6万人以上の治療実績を持つ。テレビ出演は『NHKガッテン』『NHK BS 美と若さの新常識』『NHK サキどり』ほか多数出演、著書は『たった5分の「足指つかみ」で腰も背中も一生まがらない!』(PHP出版)など多数。