足病医学に基づいた椎間板ヘルニアの改善方法

病院で行われる椎間板ヘルニアの確定診断に用いられるものとしてMRIがあります。日本はMRI大国で、世界で一番MRIを頻繁に使う国です。椎間板はレントゲンでは写りませんが、MRIならしっかり写りますので、椎間板ヘルニアになっているかどうかは一目瞭然と言うわけです。これなら患者さんも納得と思いますが、ところがそこには大きな落とし穴があります。

 

足病医学による姿勢分析

 

皆さんは、足腰に痛みやしびれがあるとき、整形外科にいきますよね?レントゲンをとって、診察室に呼ばれて「ヘルニアによる痛みですね」と決まって言われるかがほとんどです。でも海外では「ヘルニア」と「痛みやしびれ」とは無関係だと1990年代(30年以上前)から言われています。では何が原因で足腰が痛むのか?もしその痛みやしびれが「姿勢」の問題によって起こっているなら、整形外科で診てもらうことができません。そんな「姿勢」のトラブルを、足から総合的に診てもらえる医療機関があったらいいですよね?

YOSHIRO STUDIOでは、ポダイアトリー(足病学)という学問をベースに、足と姿勢と呼吸を総合的に診るフットケアセンターです。なぜ足のトラブルが「ヘルニア」を引き起こすのか、カンタンに動画にまとめています。

 

 

動作を比較すると一目瞭然ですね。

 

ヘルニアが自然吸収され、足腰の痛みやしびれも改善

 

30代女性のMさんは、以前から腰痛があって整骨院に行っていましたが、徐々にズボンをはけなくなったり、立てなくなったり、重いものが持てなくなって、日常生活に支障がではじめたので整形外科を受診しました。病院でMRIを撮影したところ、髄核が飛び出して神経を圧迫する「椎間板ヘルニア」と診断されました。「すぐに入院してください」と言われ、最初の頃は歩行器で生活を余儀なくされました。さらに下半身の筋肉が細くなっていき、痛みやしびれがひどくなっていったのです。その後、半年間ほど入院をして1日に2回のリハビリを行いました。

少しずつ回復していきましたが、杖なしではふらつきが強く、左足には力が入らないため、階段の上り下りや椅子からの立ち上がりも困難でした。左足に力が入らないせいもあってか、ひざがカクンカクンというようになり、負荷がかかりすぎて膝の痛みが出るようになりました。ふくらはぎもピキピキと痛み、歩き方もおかしくなり、自宅での家事にはとても時間がかかっており、10分ほど歩くと痛みやしびれが出ていたので、作業した後は一度寝ないとダメでした。

午前中に寝ていたりしないと痛みやしびれが強く、歩行練習のために外に歩きに行くと、次の日は寝ていることも多かったといいます。寝ていても足がつることも多く、腰の痛みで寝返りもできない状態が続き、将来の不安を抱えていました。それを見かねた保育園の保育士さんに「いい人がいるよ」と紹介され、YOSHIRO STUDIOに相談にいらっしゃったのです。さっそく足指を見ると「浮き指」や「かがみ指」があり、それによって足に力が入らず踏ん張れないことが階段や椅子からの立ち上がりを困難にしていることをお伝えしました。

MRIではヘルニアがあるため、自然吸収を促進する目的で「アーシング(はだしで土の上に立つ)」を毎日行うことと、ゆあさ式足指体操とYOSHIRO SOCKSを履いてもらいました。すると徐々に足指に力が入るようになり、腰が安定してきたのでコルセットが不要となりました。さらに45分を3セット歩いても平気になり、東京ディズニーランドに旅行も行けるようにもなったのです。歩ける時間が長くなったことで体力もついてきて、今では健康な人よりも元気になったそうです。

家事をする時間を早くなり、作業の後でも休むこともなくなりました。「YOSHIRO SOCKSは威力がすごい」と話していました。MRIの画像でも「ヘルニアは自然吸収されてきている」と言われ、安心感を取り戻したことが再就職活動をしようと思ったきっかけになったそうです。

 

とってもカンタンに改善できます。ひろのば体操とYOSHIRO SOCKSだけで良いのです。

左足指の「かがみ指」がまっすぐに伸びています。

 

真正面から見ても一目瞭然です。

 

右足の小指は「浮き指」になっていましたが、地面につくようになりました。

 

足底圧でみると、足指が地面につくようになっています。

 

かかと重心だったものが、前方に体重がのるようになっています。

 

かかと寄りになって赤くなっていた重心が改善し、足裏全体に体重がのるようになりました。

 

全体的な姿勢をみるための線を書いていますが、以前はうしろに倒れていた背骨がまっすぐになっています。

 

ストレートネックの角度も28°から21°に改善し、正常範囲内である15°まであと少しとなりました。背骨がまっすぐになってきた証拠です。

 

・赤血球がうに状になっています(酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶ能力が低下します)

・赤血球同士が重なっています(ゼータ電位が低下することで血液の流れば悪くなり、ヘルニアの回復が遅くなります)

・ソマチッドがほとんどいません(マクロファージがヘルニアの自然吸収を助けてくれますが、ソマチッドが少ないとマクロファージが生成されにくい)

 

・赤血球が丸く柔軟性を持つようになっています(酸素や栄養素を全身の細胞に運ぶ能力が向上します)

・赤血球同士が重なっていません(ゼータ電位が向上し血液の流れが良くなって、ヘルニアの回復が早くなります)

・ソマチッドがたくさんです(ソマチッドが多いとマクロファージをたくさん生成しヘルニアの自然吸収を助けてくれます)

 

 

画像診断のウソ

1990年、ジョージ・ワシントン大学メディカルセンターのScott D. Bodenらの研究によると、腰痛や坐骨神経痛を過去にまったく経験していない67名をMRIでしらべたところ、60歳以下では1/5の人に椎間板ヘルニアが認められたのです。また半数の人に椎間板のふくらみ(椎間板ヘルニアの手前の状態)が見られたそうです。そして60歳以上になると、なんと1/3の人に椎間板ヘルニアが見つかり、80%近くの人に椎間板のふくらみが見られたのです。要するに、腰痛の経験のない人でも、椎間板ヘルニアを持った人は多く、年齢を重ねるごとにその割合が増えるということです。椎間板ヘルニアとは、椎間板の状態を示しているに過ぎず、腰痛とは、直接関係ないということです。

 

米国国立医学図書館
J Bone Joint Surg Am.
 1990 Mar;72(3):403-8.
Abnormal magnetic-resonance scans of the lumbar spine in asymptomatic subjects. A prospective investigation.

 

 

モーリン・ジャンセン率いる研究チームが「ニューイングランド医学雑誌」に発表した、腰下肢痛の病歴のない98名を対象にし、腰椎をMRIで調べた研究です。それによると、36%の人は、どの椎間板も異常はなく、52%の人には、1箇所以上の椎間板のふくらみが見られ、27%に椎間板の突出、1%に髄核の脱出があったそうです。この研究では、「MRIによって腰痛患者に椎間板のふくらみや突出が見つかったとしても、多くは偶然によるものである」と結論付けています。 MRIの画像によって、椎間板の異常を見せられると、これが腰痛の原因だと、納得してしまいますが、研究が示すように椎間板の異常と腰痛とは、関係性はありません。

 

米国国立図書館
N Engl J Med.
 1994 Jul 14;331(2):69-73.
Magnetic resonance imaging of the lumbar spine in people without back pain.

 

椎間板ヘルニアで痛みは出ない

 

1995年にBoos Nによって発表された研究で、強い症状を訴える椎間板ヘルニア患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで撮影し、内容を知らない2名の神経放射線医が読影しました。また、事前に心理社会的側面を探るためにアンケートを実施しました。その結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が認められ、椎間板ヘルニア患者と健常者の間にヘルニアのタイプの差はなかったのです。そして、同時に行ったアンケート調査から、仕事に対する姿勢(心理的ストレス、集中力、満足度、失業)や心理社会的因子(不安、抑うつ、欲求不満、夫婦関係)が危険因子が、痛みと相関関係にあったと結論付けました。この研究は、腰痛研究のノーベル賞と言われているVolvo賞を受けた世界的評価の高い研究です。

 

米国国立図書館
Spine (Phila Pa 1976).
 1995 Dec 15;20(24):2613-25.
1995 Volvo Award in clinical sciences. The diagnostic accuracy of magnetic resonance imaging, work perception, and psychosocial factors in identifying symptomatic disc herniations.

 

 

足腰の痛みやしびれは、足の問題によって起こることがある

 

日本人は、“靴”の歴史が欧米に比べて100年ほど遅れています。日本は家の中でのはだしの文化が長かったので、足専門の医学が遅れてしまったことも理由の一つだと思います。欧米に比べると日本は足に対する認識が低く、姿勢への関連性も医学の教科書には記載がありません。

さらには、姿勢が足腰の痛みに関連するという認識がないので、日本ではどの科に行っても解決策というものはないのです。整形外科では筋力トレーニングをします。腰周りの筋肉を鍛えましょうというものです。とても良いことなんですが、足の問題で起こっている場合にはあまり意味がありませんし、外科的手術・自然吸収以外にヘルニアが良くなったという症例はほとんどありません。整形外科もそこで働く理学療法士さんも、足や姿勢に関しては専門外なので足・姿勢・呼吸を総合的に診ることができません。

日本では、整形外科の教科書で、足について書いてあるのはわずか20ページほど。理学療法の分野でも足についての名称くらいです。整形外科医でも理学療法士でも足の専門家がいないのには、そういった教育的な問題があるからなのです。それだけでもかなりの遅れをとっていますが、足の問題がカラダのあらゆる症状とつながっているのかということは足病学の教科書にも記載されていません。また、足指学については1ページほどの記載のため、足病学の基礎となる部分が完全に抜け落ちているのです。

 

日本は100年遅れている

 

私は以前、「診療所に付属する足専門」のフットケアセンター長。足病学を取り入れながら、それに不足する足指学を独学により確立しフットケアセンターを設立に貢献してきました。その当時は日本に足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ったこともきっかけの一つ。2008年、足・ひざ・腰の痛みや変形に特化したクリニック付属フットケアセンターをオープン。

足や足指に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぎながら、それがひざ痛や腰痛などに関係していることを納得してもらうことにとても苦労しました。ほとんどの方が「ひざ痛ならひざに問題がある」「腰痛なら腰に問題がある」と考えていたからです。ましてや足や足指が靴の問題によって起こっているとは誰も思わないので、さらにハードルが上がります。

日本では、園児のこどもでも足腰の痛みが多い時代。親が早めに気づいてあげないと、成長とともに進行してしまいます。幼い頃から医学的な介入で予防してあげるなど、親への教育も大切だと思っています。そのためにもやはり整形外科に足の専門家、さらには足指の専門家が必要なんです。姿勢をよくしていくために、足のトレーニングを取り入れているという保育園があればとても良いですよね。

 

 

 

 

足指の変形

 

実際にあなたの足指を見てみてください。ほとんど方に足指の変形が見られます。

あなたの足指は大丈夫!?足指の変形の分類

 

 

ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)

 

O脚やX脚などの変形には「魔法のくつ下 YOSHIRO SOCKS」と「ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)」をオススメしています。下記サイトに正しいやり方の動画をアップしています。やり方によって効果が大きく異なるので、良く見ながらしっかりと真似をして見て下さい。1日1回5分〜なのでカンタンに始められます。

 

 

魔法のくつ下

YOSHIRO SOCKSは理想の足形を常に再現する形状記憶構造をしています。YOSHIRO SOCKSを履く事で、理想的な姿勢と呼吸を再獲得し、脳の血流量を増加させるための手助けをします。足指の変形がひどい方や早く効果を得たい方には、ひろのば体操とYOSHIRO SOCKS の併用をおすすめします。

yoshiro socks

 

 

帯電障害(自然欠損障害)にはアーシグマットがオススメ

テレビ、コンピューター、wi-fiなど、今日のすべての屋内の現代の電子機器に体がさらされると、体がかなり大きな正電荷を蓄積することです。アーシングの中でよく使われる「体内静電気」とは全く違うものです。電荷は屋内の汚染物質、化学物質、汚れた空気からも増加し、成長する組織や細胞に過剰なフリーラジカル損傷をもたらし、慢性炎症を引き起こし、ひざ痛や腰痛を引き起こす可能性があります。特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の改善のカギは「マクロファージ」にもありますので、アーシングを行いマクロファージを増やすようにしましょう。

また、家電製品の誘導電位による体への電圧負荷は、神経伝達のシナプス遅延を起こす可能性がある。つまり、自然治癒能力が抑制される可能性があるということです。寝たきりの人や車椅子の人は特にアーシングをお勧めしています。徐々に自然治癒能力が高まり、ひざの痛みがなくなったという体験談があります。地面の上で裸足で歩くか、屋内のアーシング製品を使用することにより、体はこの電子不足を補い、修復することができます。ただし、外で靴を履いているとアーシングの効果は薄れてしまうので、裸足になってアスファルト以外の場所を歩くようにしてみてください。全身のアーシングを行えるまでに、1時間の時間を要することがわかっています。

 

 

・オンラインアカデミー
https://academy.hironoba.jp/

・YOSHIRO STUDIOでの半日セミナー

【1部】姿勢変化による口腔習癖の起源とアプローチ
口呼吸・低位舌・舌癖・咀嚼癖・気道閉塞・etc

・11月10日(日)
・12月1日(日)
・12月22日(日)

【2部】姿勢変化による不正咬合の起源とアプローチ
狭窄歯列・過蓋咬合・反対咬合・オープンバイト・etc

・11月17日(日)
・12月8日(日)

【3部】姿勢変化による顎関節機能障害の起源とアプローチ
顎関節症・TCH・破折・etc

・11月24日(日)
・12月15日(日)

【場所】YOSHIRO STUDIO
【時間】10:00〜16:00
【定員】5名
【対象】
医師・理学療法士・作業療法士・看護師・介護士・保育士
歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・コーディネーター
柔道整復師・鍼灸師・整体師・各種トレーナー・一般
※姿勢と咬合不良の予防に興味のある方。

【費用】55,000円(税込)
【特典】修了証を発行します

【お申し込み】
メールにてご連絡ください。

姿勢分析を通して、その機序と解決策を説明していきます。時間を十分に取っているのでパソコンが苦手な方も丁寧に教えていきますので、その日のうちにマスターできます。写真撮影方法も苦手な方が多いので、この日のうちに徹底してマスターして頂きます。これから予防歯科を取り入れたいと考えている方にご参加頂ければ嬉しいです。好きな分野だけの参加も大歓迎です😀

MFTを使わなくてもに口呼吸・低位舌を改善するためのメソッドです。改善するための手法をお伝えするだけではなく、患者様に明確な姿勢の解剖学的分析結果・解剖学的エンドポイント・解剖学的トレーニング計画をお伝えするためのものです。姿勢は1ヶ月で変わります。3ヶ月で理想姿勢にもっていけるようになりましょう。

*昔の動画なので動画の中の日程は無視して下さい。

*昔の動画なので動画の中の日程は無視して下さい。

湯浅 慶朗
湯浅 慶朗
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操考案者。東京大学スポーツ先端科学技術拠点共同研究員。NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ、足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足指咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。