ポダイアトリー(足病学)は欧米ではスタンダード!

生涯で約128,000 km歩くことができることを考えると、健康的な足は全体的な健康の重要な部分になります。足の問題は、生活の質に大きな影響を与える可能性があり、もし足に問題が起きたときには足病学が助けになります。

 

足病医は何をするのか

 

皆さんは、足が痛いと思ったとき、どこへ行きますか? 骨にヒビが入っているかもしれないなら整形外科、タコや魚の目があるなら皮膚科でしょうか? 外反母趾があるなら…果たしてどこへいきますか? 巻き爪の痛みなら??そんな「足」の悩みやトラブルを総合的に診てもらえる医療機関があったらいいですよね?

日本ではまだ知られていませんが、アメリカではポダイアトリー(足病学)という学問があり、ポダイアトリスト(足病外科医)という足だけの医師がいます。実は、日本でも足専門のクリニックがありました。それが私のいたクリニック附属のフットケアセンターです。そこでは、日本初(2008年設立)の足の痛みや変形に特化したクリニックで、くるぶしから下の「足」のトラブルなら何でも相談できる医療機関でした。

さらに足の問題は「足指」の変形から起こすこともあるので、足指から足の問題を解決していくことを中心としていました。膝が痛いから膝専門の整形外科を受診、けれども今度は腰が痛いので腰専門の整形外科を受診。さらに肩が痛くなったので肩専門の整形外科…痛みがある場所が変わるたびにいろいろな整形外科に通う人もいます。けれども、足に問題があると膝や腰のトラブルにもつながるので、全身の問題を足指から診ていくということをしていたわけです。

 

日本は100年遅れている

 

日本人は、“靴”の歴史が欧米に比べて100年ほど遅れています。日本は家の中でのはだしの文化が長かったので、欧米諸国に比べて足のトラブルが圧倒的に少なかったこともあり、足専門の医学が遅れてしまったことも理由の一つだと思います。欧米には、目が悪いから眼科、歯が痛いから歯科、と同じように足のトラブルに対しては「足科」というものがあります。

アメリカではポダイアトリーといえば、「整形外科」のように誰もが知っている診療科目。しかし日本ではとても知名度が低く、足も膝も腰も「整形外科」のひとくくりで通う方ばかりで。日本ではドクターでさえ、その言葉を知らない方もいるほどです。ポダイアトリー(足病学)とはそのままズバリ、人の足についての専門医学。足・足首・下肢の専門家で、足に関する幅広い状態の予防、診断、治療に役立ちます。

また、糖尿病や関節炎などの基礎疾患から生じる足の問題も治療できます。足病医の推奨事項には、特定の運動療法、靴用のカスタムメイドのインソールの使用、または皮膚の状態を治療するための薬物療法が含まれる場合があります。一部の足病医は、スポーツ、子供、職場の健康など、さまざまな実践分野を専門としています。

 

日本は100年遅れている

 

私は以前、「診療所に付属する足専門」のフットケアセンター長。足病学を取り入れながら、それに不足する足指学を独学により確立しフットケアセンターを設立に貢献してきました。その当時は日本に足(くるぶしから下)を専門的に診療する医療機関がほとんどないことに疑問を持ったこともきっかけの一つ。2008年、足・ひざ・腰の痛みや変形に特化したクリニック付属フットケアセンターをオープン。

足や足指に対する専門的な診療を提供することに日々力を注ぎながら、それがひざ痛や腰痛などに関係していることを納得してもらうことにとても苦労しました。ほとんどの方が「ひざ痛ならひざに問題がある」「腰痛なら腰に問題がある」と考えていたからです。ましてや足や足指が靴の問題によって起こっているとは誰も思わないので、さらにハードルが上がります。

日本人が、欧米人と同じようにつま先を覆う靴を履くようになったのは明治時代以降。つまり100年以上前になります。それまでは、ぞうりやゲタを履き、家での中でははきものを履かなかった日本人にとって、足に外反母趾などのりクスを抱えていてもそれに気づかなかったと思います。海外での靴の起源はブーツに始まりますが、パンプスでさえも1600年代には女性がはいていたということを考えれば、いかに遅れているかがわかると思います。

靴の中で足がすべる靴が、さまざまな足・ひざ・腰のトラブルを表面化させるようになりました。朝から寝る直前まで靴を履く習慣のある欧米諸国で、早くから足の専門医学が発展したのはうなづけます。日本も今では、園児のこどもでも外反母趾が多い時代。親が早めに気づいてあげないと、成長とともに進行してしまいます。幼い頃から医学的な介入で予防してあげるなど、親への教育も大切だと思っています。そのためにもやはり足の専門家、さらには足指の専門家が必要なんです。

 

足病学でも解決できないもの

 

アメリカでは足を診る専門の医師、足病外科医の数は17,000人近くいます。そのほとんどが足専門医として開業するには、通常の医師と同じで4年間大学で勉強した後、さらに4年間、ポダイアトリーの専門教育を受け、その後3年間の研修期間があります。それでやっと国家資格がもらえるシステムです。これは一般の医師免許と区別された、ポダイアトリストという医師免許。ポダイアトリストは整形外科、形成外科、外科、皮膚科、血管外科などに通じて、足の病気やトラブルについて専門的に学んだ医師だけが得られる資格です。

それに対して日本では、整形外科の教科書で、足について書いてあるのはわずか20ページほど。理学療法の分野でも足についての名称くらいです。整形外科医でも理学療法士でも足の専門家がいないのには、そういった教育的な問題があるからなのです。それだけでもかなりの遅れをとっていますが、足の問題がカラダのあらゆる症状とつながっているのかということは足病学の教科書にも記載されていません。また、足指学については1ページほどの記載のため、足病学の基礎となる部分が完全に抜け落ちているのです。

ですから外反母趾やハンマートゥなどの足の変形、足底筋膜炎、ハイアーチ、モートン病、巻き爪など、対症療法的な治療は可能でも、根本的な解決には至らないのです。確かに足のトラブルの原因は一つだけ。それは足のアライメントの異常。生活習慣や歩き方、履いている靴などがそのトラブルの悪化を助長することは間違いありません。それらが起こす問題は、骨の変形だけとは限らず、皮膚や血管、靭帯や筋肉にも関係しています。

しかし足や靴だけ解決できても、足指の問題が解決しない限り、寛解と悪化を繰り返します。足指の問題は、靴やインソールなどでは解決できるものではないからです。病院で処方されるインソールの目的は「今の状態よりも悪化させないため」であり、今の状態を良くするためのものではないことも知っておく必要があると思います。それは欧米の足病学でも同じ概念です。

 

足指病学がこれからの医療を変える

 

足病医は、足にトラブルがあれば装具を処方します。装具は、オーダーメイドのインソール、パッド、およびアーチサポートで、根本的な治癒のためではなく「痛みを和らげる」ために処方されます。たとえば、足の硬い皮を取り除いたり、足の爪を切り取ったり、それらは原因を取り除くことではなく、今起こっていることに対して症状を和らげるために行なっているもの。

足病医は、履物についてアドバイスし、足を適切に管理できるよう指導を行います。スポーツや運動に関連する怪我の予防、診断、治療など、より複雑な足の問題にも役立ちます。しかし現状を維持するためのものであって、本来のカラダの使い方に戻すということではありません。治療や予防は、身体を理想的なアライメントに戻すことこそ可能となります。

つまり足・ひざ・腰・首・頭を理想的なアライメントに戻し、関節・筋肉・靭帯・血管・内臓などに負担がかからないようにするとことです。そのためには足指の変形を改善させていくことがとても重要で、足指を専門に診る病院がないことが、ひざ痛や腰痛の問題を抱える人が年々増えている原因となっています。足指病学の専門家は日本のみならず、欧米でもいません。だからこそフットケアセンターを設立し、その正しい知識と技術を体系化させていったのです。

保険診療では診断名をつけなければ国からお金が支給されません。足指病学は診療報酬として確立されていないため、自由診療でしか行えないことがネックとなっています。また、欧米と違い、日本の診療システムでは、初診時に20分以上時間をかけてじっくりと診ることができません。私がいた頃でさえも初診20分、再診15分という短い時間で行なっていました。それでは解決できる問題も解決でいないという悪循環になったのです。

 

足病学・足指病学・靴医学・姿勢医学・咬合医学を総合的に診るYOSHIRO STUDIO

 

YOSHIRO STUDIO(足指研究所)は、足病学に基づいて足だけを診るところとは少し違います。「外反母趾や浮指」などの足指病学を加え、「靴・靴下・中敷(インソール)・歩き方」などの靴医学、さらにはそれらの問題によって起こる「O脚・X脚・猫背・ストレートネック」などの姿勢医学や、「顎関節症・かみ合わせの異常・あごの未発達による歯並びの異常」などの咬合医学を総合的に診るところです。

靴は靴屋、足は足科、ひざや腰は整形外科、姿勢は整体、顎関節症は歯科などの枠組みではなく、すべてはつながっているので、それらを足の問題から総合的に判断して、治療や予防を行うスタジオとしてスタートさせました。全ての知識を網羅した日本初の足指病科はこれから少しずつ広がっていくと思います。東京大学で研究を進めているのは、足指病学を学術として確立させるためのもので、いずれは世界の医療システムを変えるものと考えています。

 

足指の変形

 

実際にあなたの足指を見てみてください。ほとんど方に足指の変形が見られます。

あなたの足指は大丈夫!?足指の変形の分類

 

 

ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)

 

O脚やX脚などの変形には「魔法のくつ下 YOSHIRO SOCKS」と「ゆあさ式足指体操(ひろのば体操)」をオススメしています。下記サイトに正しいやり方の動画をアップしています。やり方によって効果が大きく異なるので、良く見ながらしっかりと真似をして見て下さい。1日1回5分〜なのでカンタンに始められます。

 

 

魔法のくつ下

YOSHIRO SOCKSは理想の足形を常に再現する形状記憶構造をしています。YOSHIRO SOCKSを履く事で、理想的な姿勢と呼吸を再獲得し、脳の血流量を増加させるための手助けをします。足指の変形がひどい方や早く効果を得たい方には、ひろのば体操とYOSHIRO SOCKS の併用をおすすめします。

yoshiro socks

 

 

帯電障害(自然欠損障害)にはアーシグマットがオススメ

テレビ、コンピューター、wi-fiなど、今日のすべての屋内の現代の電子機器に体がさらされると、体がかなり大きな正電荷を蓄積することです。アーシングの中でよく使われる「体内静電気」とは全く違うものです。電荷は屋内の汚染物質、化学物質、汚れた空気からも増加し、成長する組織や細胞に過剰なフリーラジカル損傷をもたらし、慢性炎症を引き起こし、ひざ痛や腰痛を引き起こす可能性があります。特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の改善のカギは「マクロファージ」にもありますので、アーシングを行いマクロファージを増やすようにしましょう。

また、家電製品の誘導電位による体への電圧負荷は、神経伝達のシナプス遅延を起こす可能性がある。つまり、自然治癒能力が抑制される可能性があるということです。寝たきりの人や車椅子の人は特にアーシングをお勧めしています。徐々に自然治癒能力が高まり、ひざの痛みがなくなったという体験談があります。地面の上で裸足で歩くか、屋内のアーシング製品を使用することにより、体はこの電子不足を補い、修復することができます。ただし、外で靴を履いているとアーシングの効果は薄れてしまうので、裸足になってアスファルト以外の場所を歩くようにしてみてください。全身のアーシングを行えるまでに、1時間の時間を要することがわかっています。

 

 

・オンラインアカデミー
https://academy.hironoba.jp/

・YOSHIRO STUDIOでの半日セミナー

【1部】姿勢変化による口腔習癖の起源とアプローチ
口呼吸・低位舌・舌癖・咀嚼癖・気道閉塞・etc

・11月10日(日)
・12月1日(日)
・12月22日(日)

【2部】姿勢変化による不正咬合の起源とアプローチ
狭窄歯列・過蓋咬合・反対咬合・オープンバイト・etc

・11月17日(日)
・12月8日(日)

【3部】姿勢変化による顎関節機能障害の起源とアプローチ
顎関節症・TCH・破折・etc

・11月24日(日)
・12月15日(日)

【場所】YOSHIRO STUDIO
【時間】10:00〜16:00
【定員】5名
【対象】
医師・理学療法士・作業療法士・看護師・介護士・保育士
歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・コーディネーター
柔道整復師・鍼灸師・整体師・各種トレーナー・一般
※姿勢と咬合不良の予防に興味のある方。

【費用】55,000円(税込)
【特典】修了証を発行します

【お申し込み】
メールにてご連絡ください。

姿勢分析を通して、その機序と解決策を説明していきます。時間を十分に取っているのでパソコンが苦手な方も丁寧に教えていきますので、その日のうちにマスターできます。写真撮影方法も苦手な方が多いので、この日のうちに徹底してマスターして頂きます。これから予防歯科を取り入れたいと考えている方にご参加頂ければ嬉しいです。好きな分野だけの参加も大歓迎です😀

MFTを使わなくてもに口呼吸・低位舌を改善するためのメソッドです。改善するための手法をお伝えするだけではなく、患者様に明確な姿勢の解剖学的分析結果・解剖学的エンドポイント・解剖学的トレーニング計画をお伝えするためのものです。姿勢は1ヶ月で変わります。3ヶ月で理想姿勢にもっていけるようになりましょう。

*昔の動画なので動画の中の日程は無視して下さい。

*昔の動画なので動画の中の日程は無視して下さい。

湯浅 慶朗
湯浅 慶朗
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操考案者。東京大学スポーツ先端科学技術拠点共同研究員。NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ、足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足指咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。