フェイスラインが垂れてくるのは口呼吸だからではなく、姿勢の問題ですよ

 

【フェイスラインが垂れてくる口呼吸??】

じゃなくて、フェイスラインが垂れているから口呼吸という方が適切かと思います。口で呼吸をするからフェイスラインが垂れるわけではない。みなさん順序を間違っている。

 

人の体にそれほど筋力は必要ない

 

表情筋の筋力が加齢で減ってくるからトレーニングが必要ですっていうけど、鍛えれば表情筋が上がるなんてものも適切ではない。フェイスラインが垂れる原因は「姿勢」が原因なのだから、姿勢を変えないまま筋力だけを鍛えてフェイスラインをあげるとなるとよほど表情筋マッチョになる必要がある。理学療法士全員が全て理解しているわけではないけれど、筋肉が骨に付着している「起始」と「停止」を理解できていればすぐにわかること。ほとんどの人が理解できないから、フェイスラインに直結する表情筋だけのアプローチの方がウケるのかもしれない。

 

食事のときに意識して噛むようにするとか、何でもかんでも筋力ありきの考えを捨てたらいいと思う。確かに重力に逆らうほどの筋力が必要だって思うかも知れなけど、フェイスラインは基本的に上がっている状態が本来の状態。そんな風にカラダはできている。

 

口呼吸=フェイスラインが垂れるという方程式だから、無理に口を閉じるようにしたり、寝るときに口にテープを貼って物理的に口が開かないようにしたりする。意識して口を閉じてもいいけど、食いしばりや顎関節症になるから注意が必要。人によっては歯並びが悪くなるから私はお勧めしません。そんなことも理解できずに歯科医院で「口を閉じましょう」とか「寝るときは口テープを」っていうものだから他の部分を壊していることに気がつかず、破壊者になっている。口を閉じることばかりに気を取られて、口が開く原因を無視したままだから他の部分が悪くなるんです。

 

 

口が開いているから口を閉じさせるってそれほど単純な問題ではない

 

いやいや、歯周病の原因にもなるから寝ているときにはテープを貼った方がいい、って思うかも知れないけど、口の中が乾燥して細菌が増えただけでは歯周病にはならない。食いしばりとか歯を物理的に動かす要因がなければ歯茎に菌が入り込む余地はないのだから、頑張って口が自然と閉じれる姿勢の基準値内まで頑張った方が良い。1ヶ月もあれば十分なのだから、その間に点鼻のバーユをさしてから寝るとか、その期間はとりあえず横向きでも良いから寝てもらうなどの工夫をすれば良い。そうでなければ一生涯テープが必要になるし、テープなしの生活だと不安で仕方がなくなりますよ。脅しの医療で「ああなりますよ」とか「こうなりますよ」って言って患者さんを不安にさせる。医療者というのは不安を煽るのではなく、安心を与えることが仕事でしょ??何やっているの??ってなる。そんな病院には二度と通わないことです。

 

「口呼吸をしている間は口を開けているため、表情筋が緩んだ状態になっている。それが続けば、口角やフェイスラインが徐々に垂れてくる。」それは違うと思う。筋肉が一番緩んでる状態は「口を閉じている状態」の時。筋肉が緩んでいるときが一番自然な状態なのに、口を開けているときが緩んでいる状態なんてのは姿勢や筋肉のことをあまり理解していない人の言葉。口を開けるのは筋力が必要なのを知らないのだろうか??と考えてしまう。歯学部教授という人が書いていると「その通りだ!」ってなるからいつまでたってもエビデンスがないって言われるのだと思う。歯科業界が嫌いなのではなく、むしろ応援している立場です。だからこそいつもヒントを発信しているけれど、誰も気付こうとしない。気づいても自分だけがやって患者さんに話さない。

 

「口で呼吸するから呼吸が浅くなり、だから猫背になりやすい」ってどれだけ口元主義なんだって考えてしまいます。口で呼吸しても呼吸は浅くならないし、猫背になんてならない。スポーツ選手が全力で走った後は口で呼吸をするけど、呼吸が浅いわけではない。上気道のことを知っていればすぐにわかることだし、姿勢反射のことを知っていれば全くつじつまの合わない理論だということがわかる。それでもまかり通る変な口呼吸論。そんな自分も全てを語れるわけではないけれど、命を救ってもらった歯科業界に恩返しがしたい気持ちで溢れている。優しい言葉で話したところで振り向く人は誰もいない。嫌われてもいいからこれからの時代を築いていく若い世代の人にメッセージが届けばいいなと思う。

 

 

誰も言わないだけで、心の中では大して変わらないと思っているはず

 

歯科医院で働くスタッフの方であればみんなが経験していると思いますが、【口を閉じても姿勢は変わらない】と感じているはず。口の開け閉めだけで姿勢が変わったら、しゃべっているときなんて姿勢が動きすぎて変な人って思われます。どんなに口唇閉鎖力が上がろうが、姿勢には何ら影響しない。それは運動連鎖とか足部・姿勢の筋機能解剖を知っていればあり得ないことくらいすぐにわかる。はっきり言いますが、舌位置が変わっても姿勢は変わりません。何でもかんでも口とか舌から問題が発生しているわけではないことを理解した方が良い。

 

私も17年前、理学療法士としての知識や技術が全て無意味だということを理解した。そして教科書も免許証も全て捨てて、いつか天から届くであろう声を待つことにした。そして2年後に妻と出会う。小指が浮いている人を生まれて初めて目にする。そしてO脚改善をきっかけに足指の世界に入り込んだ。10年の研究を経て身体の解剖生理学の真理を理解した。全ては独学。途方もない時間と臨床とデータの上に成り立っている。

 

そして最初は歯科業界で笑われながらも「姿勢」や「足指」のことを歯科の中に広げてきたのに、評価基準もエンドポイントもない姿勢セミナーが乱立して、受講生が混乱する時代になってしまいました。ちょっと姿勢をかじったくらいでセミナーをするのは受講生が混乱するだけだから辞めた方が良い。中には良い姿勢なのか悪い姿勢なのかさえも分からないまま患者さんに姿勢指導をしている。パッと見た目だけで判断したり、意識して姿勢を良くして立っていることにも気がつかずに「良い姿勢」と誤判断してしまう人もいるくらい。

 

エンドポイントは重要

 

患者さんの行動変容だったり、短期的に結果を出そうとするのであれば、徹底的に姿勢のことを知る必要があるし、適切に評価できるようにならないと、同じことをやっていても結果が変わってきます。単に足指体操をすれば良い、靴下を履けば良いではない。患者さんの意識を「目に見えるゴールの地点」まで持っていかないといけないことは、スポーツをしていた人はわかるはず。ゴールのないマラソンで一生懸命頑張れる人はないし、ゴールがないサッカーをして何が楽しいの??

 

エンドポイントは大切なのだけれど、今起こっている現象がなくなることをエンドポイントにしないこと。確かにそこが一番重要な部分なのだけれど、今起こっている現象は必要がって出ているわけだから、そんな現象が起きないことが当たり前の状態ということになる。つまり今後二度とそのような現象が出ないために必要最低限の基準を作ること、そこにエンドポイントを置くということが大切なのです。そこに道具は基本必要ありません。

 

歯科衛生士さんや歯科助手さんであれば、歯科医院に頼らなくても予防歯科を仕事として独立もできるし、特殊な機材がなくてもいいし、メインテナンスを生業にしなければいい話。メインテナンスをしなくても歯石がたまらないようにするための方法を教えてあげたり、ブラッシングをしなくても虫歯にならない方法を伝授したり、食いしばりとか歯ぎしりだってなんの道具も必要ない。もっというのであれば、歯並びが良くなるための上下顎拡大の自然療法を教えてあげればいい。口臭でもそうだけど、口臭がしなくなる方法は歯科医院に通わなくてもできるでしょ?歯周病も道具を使わないで腕一つあれば改善できるのだから、これからはもっと本質的な知識と技術を身につけて、フリーランスだったり、独立して教室でも開催した方が楽しいことができると思います。そんな人の応援をしていきたい。歯科を否定しているわけではなくて、本質的な歯科医院が増えればと考えているだけです。

 

人がまっすぐに立つにも「筋力は必要ない」

人が口を閉じるのにも「筋力は必要ない」

舌をあげるのにも「筋力は必要ない」

それを正しく理解できるようになるためのセミナーです。

【日時】

・2019年3月10日(日) 10:00〜14:00 満席

・2019年4月21日(日) 10:00〜14:00

・2019年5月12日(日) 10:00〜14:00

・2019年6月9日(日) 10:00〜14:00

・2019年7月14日(日) 10:00〜14:00

・2019年8月18日(日) 10:00〜14:00

【場所】東京都内
【定員】10名
【費用】5万円
【内容】筋の機能解剖に基づいた口呼吸・低位舌
【受講資格】
・歯科医師
・歯科衛生士
・歯科助手
・歯科技工士
【お申し込み】
https://yoshiroyuasa.com/shop/
・お申し込み後に持参するものなど詳細をお伝えいたします。

 

MFTを使わなくてもに口呼吸・低位舌を改善するためのメソッドです。単に改善するための手法をお伝えするだけではなく、患者様に明確な姿勢の解剖学的分析結果・解剖学的エンドポイント・解剖学的トレーニング計画をお伝えするためのものです。姿勢は1ヶ月で変わります。3ヶ月で理想姿勢にもっていけるようになりましょう。

YOSHIRO METHODは独学で構築したもの。真似してセミナーをしている人が多すぎる。だから混乱している人が多いのだと思う。今現在歯科で行われている足や姿勢や咬合セミナーとは全く違うことが理解できると思います。足指とか靴は二の次。MFTは三の次。もっと大切なことはあなたが自動車整備士のように姿勢整備士として全てを見抜ける目を持つこと、あなたの手一つで治せる知識と技術を持ち合わせることです。なんちゃって姿勢アドバイザーとか、なんちゃって足指アドバイザーにならないように、全ては患者様の治療のために正しい知識と技術を身につけてください。

最終的な答えは「足指」にも「靴下」にもありませんよ。

*昔の動画なので動画の中の日程は無視して下さい。

 

 

YOSHIRO SOCKSは足指変形の改善に効果的!

YOSHIRO SOCKSは理想の足形を常に再現する形状記憶構造をしています。足指の変形がひどい方や早く効果を得たい方には、YOSHIRO SOCKS とひろのば体操の併用をおすすめします。

yoshiro socks
湯浅 慶朗
湯浅 慶朗
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操考案者。NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足と姿勢と咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。