口呼吸に口テープは禁忌事項ですよ

口呼吸の人に意識的に口を閉じさせたり、口にテープを貼るのは禁忌事項です。そんなことをすると逆にカラダの劣成長を助長してしまうし、アゴも発達しにくくなります。狭窄歯列を助長するから辞めた方が良いし、上下額の前方成長は望めない。

 

 

猫も杓子も口を閉じれば良いというものではない

 

どこまでいけば口を意識的に閉じてもいいのか、口にテープを貼って寝ても良いのかの姿勢基準があるんです。それを知らずにやっていると、口だけでなく全身的不健康を招くことを知って頂きたいです。姿勢を解剖学的に分析して、筋機能を生理学的に理解していないと、やみくもに「口が閉じていればOK」という答えになる。

 

最近では口呼吸によって病気になりやすくなるって認知されてきたから、何が何でも口を閉じた方が良いってことになっている。経験した人も多いと思うけど、寝ている時に口テープをすると寝苦しいでしょ?寝付きの悪い人もいるだろうし、悪夢でうなされる人もいるのでは??それは無意識の時に口呼吸になっている人の共通事項だと思います。口を閉じるとアゴの部分に梅干しができる(オトガイ筋が緊張している)人も同じ。

 

何で寝苦しくなるかを考えなければ、猫も杓子も口テープになってしまう。口テープをするにも、していい人と悪い人がいる。でも口呼吸だと色々体に悪いんでしょ?って言いたくなるでしょうが、口が空いていてもそう簡単には感染症を起こしません。一定条件がそろわなければそれほど心配することでもない。それよりも機能解剖学的に枕で調整すれば良い。頚椎枕とか流行っているけど、そんなものをすれば余計に口呼吸になるし、オーダー枕なんて作ろうものなら「悪い姿勢」をそのまま固定することにもなるから要注意。お金をかけて不健康になる必要はないと思います。

 

口を開ける理由がある

 

確かに口呼吸やお口ポカンだと良くはないけど、テープを貼ってまで閉じさせる必要はない。それよりも意識せずに自然と口が閉じるカラダを作っていく必要がある。理由があって口を開けているのだし、理由があって低位舌にもなっているのに、その理由を考えもせずにベロを鍛えたり、口周りの筋肉を鍛えることがナンセンスだよって言いたいのです。どれだけ舌マッチョになれば解決するんだって話なんです。舌肥大を起こして軌道を塞いじゃう可能性の方が高いのでは?なんて考えたりもします。筋肉が全てを解決してくれるって思うのは大きな間違いなのです。

 

人も動物も、口を閉じている状態が一番リラックスしている状態。筋肉の活動もなく、筋肉が一番緩んでいる状態といっても過言ではない。それを知らずに、筋力落ちているから…とか考えて、筋力を鍛えようとする。目を開けるのに筋力はそれほど必要ないし、目を閉じるのもそれほど筋力は必要ない。目の大きさなんていうのは姿勢でおおっきく変わるのだから、それと同じで口が開いたり閉じたりするのも姿勢で大きく変わる。筋肉や筋膜が関係しているのだけれど、それは結果論。姿勢が変われば筋肉も筋膜を動かざるを得ないのだから、原因は姿勢であり、足部であり、足指であり、靴下であり、靴であり、靴ひもであり…。と最終的にたどり着くのは…ちょっと理解しがたいものに行き着くのです。

 

人がまっすぐに立つにも「筋力は必要ない」

人が口を閉じるのにも「筋力は必要ない」

舌をあげるのにも「筋力は必要ない」

 

今起こっている現象だけをみる歯科医院には要注意

 

歯並びを指摘されて歯医者さんに通うことになったOさん。反対咬合(受け口)だから矯正をする必要があるということで、マウスピース型の矯正装置を渡された。口が開いているので「口を閉じましょう」、ベロが下がっているので「ベロをあげましょう」。後は定期的に通うだけ。1年経過しても口を閉じる気配もなければ、ベロが上がる気配もないし、反対咬合が良くなる気配は微塵も感じられない。

 

もっと親切なところだと、定期的に通って歯医者さんの中でトレーニングを行うのだけれど、歯並びが悪くなった原因は「筋力」ではないのだから変わるはずもない。力技でワイヤーとか、抜歯とか、拡大床で歯を横に広げたりもするけど、それって歯が綺麗に並んだとしても不健康のまま身体を固定することになることを理解できていないのでは??と思います。歯さえ綺麗に並んでいれば健康的という妄想を患者さんも医療者も捨てるべき。

 

人の力で勝手に並べた歯はいつか崩壊する。歯並びがいいように感じるけど、姿勢を基準にすれば噛み合わせなんて合っていないし、アゴはずれたまま固定されているし、呼吸なんてできる状態の気道ではない。姿勢が悪いからその状態で適応できるように体の機能を変化させて、最終的に歯並びが悪い状態となっているのだけれども、それを無視して歯だけを並べることをすれば、歯並びが悪い状態でバランスが取れていたものが全て崩れてしまう。全身の力も入らないし、バランスも取れないし、呼吸もしにくいし、運動機能も低下して、最終的には前頭葉の発達が停滞する。歯周病にも移行して、顎関節症になって、破折を繰り返しながらインプラントにせざるを得ないということにもなる。その前に歯並びが悪くなるという経験をする人が多いんじゃないかな。

 

口呼吸だから口テープ=足指変形だから矯正用靴下ってのと何ら変わりない

 

口呼吸だから口テープ=足指変形しているから矯正用靴下。

口呼吸だから口のトレーニング=足指変形だから足指体操。

 

それって意味がない。もっともらしい対処法のように感じるけど、今起こっている現象に対してアプローチするのは、膝が痛いからヒアルロン酸・湿布というのと何ら変わりはない。矯正用の靴下を履く前にすることがあるだろうって思うし、足指の体操をする前にすることがあるだろうって思う。テープもトレーニングも、靴下も足指体操も二の次です。

 

どうして生活習慣を見ないんだろうって思う。姿勢さえもまもとに見ていない。足とか姿勢の写真だけは撮っているけど、有効活用されていない医院がほとんど。もったいないですね。姿勢の写真も規格化されていないので、適切な姿勢評価ができない。適切な姿勢評価なんてできないから、姿勢指導している人でさえ「変化しているかどうか」なんて見れていない。口テープを始めるタイミングがいつなのか分かる方はいますか?MFTを始めるタイミングがいつなのか分かる方はいますか?やみくもにトレーニングを開始しても逆効果ですよ。それを正しく理解できるようになるためのセミナーです。

 

【日時】

・2019年3月10日(日) 10:00〜14:00 満席

・2019年4月21日(日) 10:00〜14:00

・2019年5月12日(日) 10:00〜14:00

・2019年6月9日(日) 10:00〜14:00

・2019年7月14日(日) 10:00〜14:00

・2019年8月18日(日) 10:00〜14:00

【場所】東京都内
【定員】10名
【費用】5万円
【内容】筋の機能解剖に基づいた口呼吸・低位舌
【受講資格】
・歯科医師
・歯科衛生士
・歯科助手
・歯科技工士
【お申し込み】
https://yoshiroyuasa.com/shop/
・お申し込み後に持参するものなど詳細をお伝えいたします。

 

MFTを使わなくてもに口呼吸・低位舌を改善するためのメソッドです。単に改善するための手法をお伝えするだけではなく、患者様に明確な姿勢の解剖学的分析結果・解剖学的エンドポイント・解剖学的トレーニング計画をお伝えするためのものです。姿勢は1ヶ月で変わります。3ヶ月で理想姿勢にもっていけるようになりましょう。

 

YOSHIRO METHODは独学で構築したもの。真似してセミナーをしている人が多すぎる。だから混乱している人が多いのだと思う。今現在歯科で行われている足や姿勢や咬合セミナーとは全く違うことが理解できると思います。足指とか靴は二の次。MFTは三の次。もっと大切なことはあなたが自動車整備士のように姿勢整備士として全てを見抜ける目を持つこと、あなたの手一つで治せる知識と技術を持ち合わせることです。なんちゃって姿勢アドバイザーとか、なんちゃって足指アドバイザーにならないように、全ては患者様の治療のために正しい知識と技術を身につけてください。

最終的な答えは「足指」にも「靴下」にもありませんよ。

 

 

 

YOSHIRO SOCKSは足指変形の改善に効果的!

YOSHIRO SOCKSは理想の足形を常に再現する形状記憶構造をしています。足指の変形がひどい方や早く効果を得たい方には、YOSHIRO SOCKS とひろのば体操の併用をおすすめします。

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湯浅 慶朗
湯浅 慶朗
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操考案者。NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足と姿勢と咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。