猫背の原因と足指変形

こんにちは、ひろのば体操(足指体操)の湯浅慶朗です。今日は猫背の原因について学んでみましょう。

なぜ姿勢が悪くなるのか?

 

https://yoshiro.studio/2017/05/28/minnnademanabouashiyubitoshiseitokagaku/

前回は「良い姿勢」の基準を学びました。では今回は「なぜ姿勢が悪くなるのか」。これを知らないのでは姿勢を良くすることはできません。答えはカンタンで足が「踵重心」だからです。しかし最初の見解は違いました。猫背の人=踵(後方)重心、反り腰の人=前方重心と予測してました。しかしそれだとつじつまが合わないのです。そして5年の歳月を経てようやく猫背=反り腰=踵重心であるとたどり着いたのです。5年は長かったです。でもこの5年をたった5秒で解決してくれるものがあったのです。「足底圧測定機」です。1000人くらい計測しましたがほぼ100%の方が「踵重心」であることが分かりました。

本当の方は重心割合は、前方に20%、後方に80%という割合。逆転しています。これではまっすぐに立つことは不可能に近いです。

 

さらに足指の接地率は3/10本という結果。ほぼ全員が「浮き指」ということになります。子供で転倒が多いというのもうなづけます。運動能力の向上のために運動指導を行うよりも、足指をまず地面につけることが先決です。そうしないと間違った筋肉ばかりが鍛えられてしまい、逆に不健康な体になってしまいます。

 

 

70%以上の方が5本以上足指がついていません。片足で立っているのと同じ状態ですね。

 

足指が全て地面についている人はたったの0.6%。1000人に6人という数字です。とても少ないことがわかります。運動に力を入れている学校も増えていると思いますが、なかなか成果が上がらない背景にはこのように浮き指が原因であることがあるのです。思うように体が動かせなければ、どんなに才能がっても限界を作ってしまいますね。

 

  

200名以上の方のデータですが、足指が全部ついている人は2人くらいだったと思います。教科書には前方60%、後方40%という記載もあります。しかしこの割合には様々な意見があるので、私は臨床を大切にしたいと考えています。ほとんどの人が重心が逆転しています。踵でしか立てていないのです。バランスが悪くなるのもうなづけます。皆さんもやってみると面白いですよ。踵に体重を乗せて立ってみてください。体が前のめりになります。それでバランスを取っているんです。体が前のめり=前傾姿勢、体が前のめり=猫背になるのが分かりますよね。逆に相撲の寄り切りみたいに踵に体重が乗ると「反り腰」になる人もいます。人それぞれバランスの取り方が違うだけなんです。でもどんな姿勢も「踵重心」だから「バランス」を取ろうとしているだけ。その結果「猫背」や「反り腰」になっているのではないのだろうか・・・?あまりにもカンタンな理論です。そして多くの患者様が教えてくれました。重心の位置さえ変われば姿勢が変わるということ。

 

なぜ踵重心になるのか

踵重心→姿勢が悪くなるということはわかりました。では「なぜ踵重心」になるのか。それが分かれば姿勢を良くできますね。これを知らないのでは、姿勢を良くすることはできません。歳のせい?筋力低下?運動不足?クセ?遺伝?ネット上では様々な意見が飛び交います。しかし答えは全く別の場所にあります。それは「足指の変形」です。

 

 

・かがみ指

・浮き指

・外反母趾

・内反小指

足指の変形を真似をしてみれば分かるのですが、踵に体重が移ることが分かります。前に体重を乗せようとしても難しくなるのです。ひろのば体操をするとこの通り。全部の指が地面に着くようになります。およそ5分ですから、とても簡単な方法です。ただ、継続は大切です。1回でやめる人もいます。これまで何年もかけて浮き指にしてきたのだから、何年もかけて元に戻す。そんな気持ちが大切です。自分の体ですから。足指が地面についたら、あとは歩けば良いだけです。日本人である場合は「小股」を推奨します。小股であるからこそ足指を使って歩くことができます。それで踵重心→前方重心に戻ります。しかしこれで終わりではありません。「なぜ足指が変形したのか!?」です。

足指が変形するのはなぜ?

 

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足指が変形すると踵重心になり、踵重心だと姿勢が悪くなることが分かりました。それではなぜ足指が変形してしまうのか。ほとんどの方が「ハイヒール」と答えます。圧倒的に多い答えです。しかしそうではありません。なぜなら「男性」にも「子供」にも足指の変形が多いのですから。早い子だと1歳未満で靴を履いたことがない子が足指の変形があるのです。パンプスを履いていても足指が綺麗な人は数多く見てきました。パンプスそのものが原因ではないと考えています。皆さんも経験があるはずです。靴の中での「滑り」が原因なのです。

足が滑ると「足指を曲げるクセ」がつくんです。急斜面を登ってみると分かります。滑って落ちないように「足指を曲げます」。急斜面を降りてみると分かります。滑って落ちないように「足指を曲げます」つまり、靴の中での「足の滑り」が原因だったのです。よく考えればチューブソックスもよく滑ります。化学繊維であればなおさら滑ります。ストッキングを履く女性なら理解できるかと思います。滑ると足が疲れますよね。足指が縮こまって、足裏も痛い。全てが足に「ピッタリ」としているのが理想的です。

 

靴の種類によってサイズを使い分けることが大切

 

靴の中で滑らなければ「足指の変形」は起こりにくい。そのためには靴紐をしっかり締める。ここからも奥が深いんです。皆さんは靴を座ったまま履きますよね。座った状態は足に体重がかかっていない状態です。その状態の足の土踏まずは上がった状態です。立った状態は足に体重がかかっています。その状態の足は土踏まずが少し下がります。つまり・・・座ったまま紐を締めると、立った時には紐が緩くなる。靴紐は足に体重をかけながら締めていくんです。

 

靴の種類によってサイズを使い分ける

 

話を戻します。自分の足のサイズが25.0cm

紐靴=26.0cm

ブーツ=25.5cm

パンプス=25.0cm

サンダル=25.5cm

そんな風に使い分ける。でもここで難しい問題が発生します。メーカーによってサイズが表記と違う。メーカーはそれぞれ独自にサイズ(木型)があるので、表記サイズはあてにならないのも事実です。まずは自分の足のサイズを知ることから始めるのが良いでしょう。それから3サイズの靴を出してもらい、それぞれを試しばきをしていきます。紐靴であればきちんと紐を締めて歩いてみる。ハイヒールであれば歩いてみて踵が抜けないかどうかを確認します。立った状態で踵を上げてパンプスのヒールがきちんと踵についてくるものがオススメです。

 

猫背やストレートネックを改善させるには?

 

実は猫背やストレートネックに直接アプローチをしても一時的な効果ですぐに戻ってしまいます。体幹を鍛えたり、首のストレッチをしたりと時間もとられてしまいあまり良いことはありません。無理をせずに後戻りをさせないためには「足指からの姿勢アプローチ」を行うことです。そうすることで自然と姿勢が改善し、いつのまにかすらりと伸びた美しい姿勢になっていることに気がつくと思います。

そこでオススメするのが「ひろのば体操」です。1日1回5分を目安に継続してみましょう。とっても簡単で姿勢も良くなっていくのがわかると思います。小さいお子さんの場合はママと一緒に行うといいですね。ママさんも一緒により一層姿勢やアゴのラインがキレイになって注目されること間違いなし!症状がひどい場合には、1日3回を目安に行って見ましょう。

 

久留米市で行なった保育園調査では、ひろのば体操により足指の変形が改善することが実証されました。下の図はその調査・研究の結果です。外反母趾は18%から9%に減少、かがみ指は100%から81%に減少、寝指は68%から59%に減少しています。

姿勢に関しては理想姿勢の子供が25%から50%まで増加、ストレートネック角は24°から17°に改善(理想は15°以内)、それに伴って口呼吸率も31%から9%に減少しました。これにより足指の変形が姿勢と相関関係があることが実証され、姿勢が良くなると口呼吸も改善することが実証されました。解剖学的には姿勢が悪ければ口呼吸になりやすいことは理解できるのですが、データとして出しているところはありませんでした。

 

矯正用の靴下も効果的

私が10年の歳月をかけて研究・開発した靴下があります。インターネットでは販売していませんが、YOSHIRO STUDIOに来ていただけると販売しています。カウンセリングを受ける必要もないので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。日中仕事で履けないという人は、帰ってから寝る前まで履いていただくか、寝ている時に履くだけでも効果が期待できます。

先月は、寝ている時だけ履いている人に感想を聞くと「パンプスとかブーツがとても履きやすくなった」と嬉しい報告を頂きました。解剖学や生理学を熟知して足指と姿勢の研究をやってきたからこそ開発できた逸品です。

このソックスは外反母趾や内反小指の矯正に非常に効果的であることがデータで実証されています。さらには「かがみ指」や「浮き指」にも有効であることも実証されています。下の図はこのソックスを使った時の背筋力のデータですが、最大で48%向上しており猫背の改善には非常に有効であることがわかるかと思います。背筋力は猫背以外にも腰痛にも効果的ですので、腰に痛みや痺れがある方は使ってみてください。

 

YOSHIRO STUDIO

YOSHIRO STUDIOでは「猫背をなんとかしてほしい」という方が後を絶ちません。お子様の姿勢が悪いのが気になる方が多いようですね。最近では猫背の弊害がテレビでも放送されるようになって需要が増えたのではないでしょうか?スマホのやりすぎだけが猫背の原因ではないので要注意ですね。

YOSHIRO STUDIOで何をするのか。すぐにでも猫背が良くなるに「H-AKA療法」を行い、骨盤のズレを整えます。わずか5分程度でとてもソフトに関節を動かします。ほとんどの人は触っているだけなのでは?というくらいです。それにより仙腸関節の動きが良くなるため、姿勢が良くなります。その代わり足指のケアを怠ると2週間ほどで元に戻ります。

そのために「ひろのば体操」の方法をお教えします。簡単そうで実は力加減が非常に難しいです。これには少し時間をかけていきます。そして猫背を良くするための専用の靴下があります。これを寝る時に履いてみてください。履き方もあるのでお教えしていきます。その他にも色々やることがあるのですが、それは人により異なるので説明を省きます。

とにかくセルフケアを重要視しており、自分の体は自分で変えることができると信じています。そのため、初めてカウンセリングを受けられた方には、自分自身でどのようにすれば痛みなく歩けるようになるのかを全て出し尽くします。そして希望を持って帰ってもらいます。これまで数万人の方々を見てきて、どうすれば短期間・短時間で痛みなく歩けるようにあるのかを追求してきました。それを集約させたものがHIRONOBA®︎ METHODなのです。

その中の一つに「ひろのば体操」がありますが、メソッドは数多くあります。しかし、初めてカウンセリングを受けられた方がわかるのは、今の体が「これまでの生活習慣の繰り返し」によって出来上がっているということ。つまりは「良いことをする」のではなく、「悪いことをしていたもの」を排除していくことなのです。その悪いことを見つけ出す作業こそが私の得意とすることです。そして皆さんが見る目を養うこと。

自分自身では「当たり前」と思ってやっていることが実は悪さをしていることがあります。歩けないのは、決して加齢のせいでも、筋力のせいでも、病気のせいでもありません。自分自身の「元に戻す力」を信じて欲しいと思います。ひろのば体操は、皆様の健康にとって必ず役立つツールの一つになると信じています。

YOSHIRO STUDIOに相談したい場合は?

1万人以上の患者様を治療し、奇跡をこし続けてきた湯浅慶朗(旧マイク湯浅)が、福岡市で新たにスタジオをオープン。足指から姿勢を改善させて痛みを取り除いて行きます。外反母趾・扁平足・変形性ひざ関節症・猫背・口呼吸・ヘルニア・脊柱管狭窄症のリハビリにも対応。女性スタッフも2名常駐しておりますので、お気軽にお立ち寄りください。お問い合わせ・ご予約は092−812−9281(湯浅)までお願いします。