足指・姿勢・咬合の繋がりについて

HIRONOBA®️METHODって?

 

今から8年ほど前から足指からの姿勢アプローチを歯科医師向けに構築していきました。初めは大した内容ではなく、足指で踏ん張れるようになると、ヒザ痛や腰痛が良くなるというものでした。歯科医院では腰痛が問題で閉院するところもあるというのを聞いたからです。また、通院している患者様も高齢化が進み、腰痛やヒザ痛に悩む方も多いというのを耳にしていました。受講する方々から、歯科医院での問題点を聞き出すことから始めたのを覚えています。今では、口呼吸や低位舌が解剖学的に不良姿勢から引き起こしている可能性があることをお伝えしています。

ざっくりまとめると上の図のようになります。

 

そして姿勢の乱れは、口の中にも多くの弊害を引き起こすこともあります。土台である足が不安定になるだけで、意外にも多くの症状を引き起こす可能性があるのです。ここが医科と歯科が歩み寄れる唯一の部分でした。歯を並べるために、口を閉じるためのトレーニングも大切です。歯を並べるために、ベロを上げるためのトレーニングも大切です。しかし姿勢が悪いままだと、トレーニング効果を十分に得ることができない。

うちの子はこんなに頑張っているのに・・・。そんな言葉を漏らす保護者の方も多く見てきました。矯正装置を外した途端に、また元に戻ってしまった・・・。今までの苦労は一体何だったんだ・・・。そんなことを話す保護者の方も見てきました。もしかしたら「姿勢」による大きな力が口の中に加わっているのかもしれませんね。姿勢が口の中に与える影響は後ほどご説明して行きたいと思います。

 

いつの日かお互いが歩み寄ることを夢見て

 

私は理学療法士でしたから、できる範囲は限られています。しかし医科と歯科で共通する部分も存在します。それが「顎位」です。理学療法の教科書にも掲載されていることに気がつきました。習った記憶はありません。さらっと流す程度の分野です。しかも卒業後に、下顎に対するリハビリを行う人も皆無です。顎関節症で病院を訪れる人も少ないことは事実です。しかし教科書には「顎関節症」「下顎偏位」などが掲載されていました。海外の書籍には「下顎後退」と「下顎前突」も記載されています。

5年間ずっと姿勢と下顎のつながりについて自分なりにまとめ上げてきました。しかし海外の文献などにそのことが明示されていたのです。ところが姿勢と下顎についての記載はあるものの、足について触れている教科書はありません。ましてや足指と姿勢と下顎のつながりを解き明かした文献は見当たりませんでした。そこで私は、下顎までの範囲を「足指からの姿勢アプローチ」で変えることができることを解明していきました。解明というよりリンクさせていく作業です。一つ一つの部品を組み上げて、一つのPCに仕上げるようなものです。

その完成形がHIRONOBA®️METHOD(ひろのばメソッド)です。足指・姿勢・咬合の繋がりを解き明かす。そして全てがリンクするとき、咬合の謎が解けると考えていました。さらには健康という漠然とした定義も謎が解けるのではないかと考えていました。そして自身のカラダを実験台に、多くのことを解明することができました。

なぜ自分は歯並びが悪いのか。

なぜ自分は口呼吸だったのか。

なぜ自分は食いしばりがあるのか。

なぜ自分は横向き寝をするのか。

なぜ自分は左嚼みのクセがあるのか。

その答えは、赤ちゃんの頃までさかのぼります。そして靴や靴下の影響を生まれてすぐから受け始めます。様々なことが複雑に絡み合い、時を経て、今があることに気がつきます。過去には戻れません。今、どうすれば解決するのか。それは「原因」が明確にできるようになること。その「原因」を取り除くこと。そして人間本来の機能を取り戻すための「トレーニング」をすること。少しでも理学療法士として役立ててればと思います。私がこれまで解き明かしてきたことをできる限りお伝えしていきます。

「あ、そうなんだ!」って思ってくれる人が一人でもいれば良いですね。大した内容ではありません。ただ、いつの日かお互いが歩み寄ってくれることを夢見ています。100年後なのか、200年後なのか、それともお互いが永遠に歩み寄ることができないままなのか。私はこの世界に20年いて気がついたことがあります。「プライドが歩み寄ることを邪魔している」

 

理学療法士の肩書きはいらない

私はとうの昔に「プライド」を捨てました。理学療法士という肩書きを捨てたのです。湯浅慶朗で通してきました。

ベースには西洋医学があります。でもその西洋医学でも、東洋医学でも患者様は良くならない。そんな現実に直面して、プライドを持ったままでは心から新しいことを学べないと気がつきました。だから湯浅慶朗なんです。それは患者様にも同じです。「靴屋さんですか?」なんて言われたことも多々ありました。その度に「近いですね」なんて言ったりして。でもその方が患者様にも心を歩み寄せることができるし、患者様も色々話してくれます。時には怒られたりもするし、泣かれたりもします。

でもそれが人と人との付き合いだと考えています。私も一人の人間だし、相手も一人の人間。それぞれに歴史があり、それぞれに色々な気持ちがある。でも私を信用してきてくれる人には、私もウソを言いません。正直な気持ちでいつも真正面から向き合っています。そして一人でも多くの方に「希望」を持って帰って欲しいと考えています。

 

ひろのば体操考案者

NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足と姿勢と咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。

湯浅 慶朗
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操考案者 NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足と姿勢と咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。