ひろのば体操の考案のきっかけ

ひろのば体操の考案のきっかけは意外な出会いで生まれまた

 

ひろのば体操の考案のきっかけは意外な出会いで生まれました。私が足指のことを学び始めたのは10年前。私は結婚するまで妻がO脚であることを知りませんでした。結婚した後に「実は生まれつきO脚なの…」と宣告。理学療法士でありながら、ここまでひどい人を見たことがありませんでした。しかも現代医療ではO脚の改善はとても難しく、過去のジャーナルを見てもほとんど症例はありません。治療法がないということです。しかし妻の脚をしげしげ見て見ていると、あることに気がつきました。妻の脚の小指が地面から離れていたのです。

生まれて初めて小指が地面から離れている人を見たとき、そんな人がいるんだ!と驚いたのを今でも覚えています。そしてその小指を地面につけるとどうなるのか、試行錯誤しながらやったことも印象深いですね。そしてわずかに小指が地面についたとき、「あ!脚の内側に力が入る!」と妻が話したことが、私の人生を変えることになることはその当時思いもしませんでした。何か起こるかもしれないと思い、写真を撮っておいたことが良かったですね。そして小指が地面に着くようになって1週間後…。お風呂場から叫び声が…。ゴキブリでも出たのかと思い、急いで駆け寄ってみると「膝が!膝が!」と慌てて私に何かを伝えようとしていました。「膝がくっついている!」そう叫んだのです。

「え?」

私は目を疑いました。そして急いでお風呂から上がってもらって、妻の脚を見るとO脚が治っていたのです。これまで数々の治療法を試し、膨大なお金をかけてO脚を良くしようとした妻。一時的には良くなっても1週間ほどですぐに元に戻ったそうです。ところが、今回は違ったようです。1ヶ月経っても、2ヶ月経っても元に戻る気配がありません。これはもしかしたら世界をひっくり返す出来事なのかも…、そう直感しました。そしてなぜ小指が地面に着くと膝がくっつくようになるのか。そんな疑問を抱き、小指の研究をスタートさせたのです。

 

みんな足指が曲がっていた

 

患者様の脚を拝見するようになって衝撃的な事実を知ることになります。「みんな足指に異変がある」ということ。これまで理学療法士としてリハビリテーションに携わっていたものの、患者様の靴下を脱がせてマジマジと足指を見たことがありませんでした。理学療法士時代になかなかリハビリの成果が出せなかったのは「足指」のことを無視していたからなのでは?そう思うようになりました。そして患者様の足指を試行錯誤しながら、どうすれば地面につけることができるのかを考えていきました。どうすれば効率的に足指を地面につけることができるのか。そして色々試していくと患者様の足指が少しずつ改善していくことがわかりました。これがひろのば体操考案のきっかけとなっていったのです。

 

そしてひろのば体操を真面目に行い、浮き指などが改善するのと比例して患者様の症状が良くなっていったのです。正座ができなかった人が、正座ができるようになったり、車椅子だった人が、畑仕事ができるようになったり、杖をついて歩いてきた人が、帰りがけに杖を忘れて帰ってしまったり、そんな奇跡が次々と起こるようになったのです。ひろのば体操はひざ痛や腰痛が良くなるというレベルのではないです。その人その桃の人生すら変えていくのだと確信しました。もうその域を通り越して、いつしかひざ痛や腰痛の患者様を良くするだけではもの足りなくなりました。

・病院から見放された人

・手術以外方法がありませんと言われた人

・手術をしても良くなる見込みがないと言われた人

そんな方ばかりを見るようになり、自然とそんな方が集まるようになっていきました。

・車椅子の人を歩けるようにする

・杖をついていた人を杖なしで歩けるようにする

・装具をしていた人を装具なしで歩けるようにする

・寝たきりの人を歩けるようにする

・痛みや痺れで動けない人を痛みなく歩けるようにする

そんなことばかりをやってきました。上の写真はNHKでも出演した中尾さん夫婦。ひろのば体操を毎日行うことによって杖もいらなくなり、介護も必要なくなりました。大学病院ではもうすぐ車椅子生活になるから家をバリアフリーにしなさいと言われていたのです。

中尾さんは毎日2時間ほど、ひろのば体操を行なっているそうです。

 

痛みの原因は姿勢だった

 

そしてひろのば体操によって奇跡を起こし続け、県外だけでなく海外からも患者様が来るようになっていきました。みなさんに共通していたことは、すべて「足指の変形」だったのです。そして私はそれぞれの足指に役割があることを見つけ、一つ一つの足指について膨大な検証を重ね、理論を構築していきました。膨大な写真を整理し、データ化。そしてひろのば体操を行うことによって足指の変形が良くなると、姿勢が良くなっていくことがわかり、それに比例して痛みが改善していくことも判明。痛みの原因が「姿勢」による関節炎もしくは慢性筋炎であることが分かったのです。

(こんな体を目指せれば良いのです)

世の中には数え切れないほどの治療法が存在します。しかしその多くがすぐに再発をしてしまう、もしくは通い続けなければいけないことがデメリットでした。私もこれまで数多くの手技を習得しながらも、再発率の高さに無意味さを感じていました。結局は起こった症状に対するアプローチでしかなく、原因に対するアプローチではないということなのです。私が求めていたものは「根本原因」に対するアプローチメソッドでした。それが世の中には全くないということです。

足指の研究から、今度は足指と姿勢の研究に移り、痛みの原因を究明していきました。そして理想姿勢であれば「痛み」がでにくくなるということが判明しました。その当時、私は痛みの原因は「仙腸関節炎」であると考えておりました。確かに間違いではないのですが、その仙腸関節炎を引き起こす原因そのものが「姿勢」にあったのです。AKA博田法という手技を習得していますが、それでも再発率が高いことが悩みでした。しかし姿勢アプローチを併用すると再発率が非常に低くなることが分かってきたのです。さらにはひろのば体操による足指からのアプローチ群は、改善速度が非常に速かったのです。

ひろのば体操の効果については新聞にも掲載していただきましたが、正座ができるようになるまで3ヶ月以内の方がほとんどでした。2〜3回でほとんどの方が卒業していかれます。

皆さんがこうなれます。

 

ひろのば体操は「ひろげて・のばす」が原点

 

私の中では、どうすれば道具を使わずに足指を広げて伸ばすことができるのかを考えていたので、多くの方法を試していました。1年ほど経って独自の足指を広げて伸ばす方法=ひろのば体操になっていたのです。その当時、多くの患者様にこの方法をお伝えしていると、ひろのば体操だけで腰痛や膝痛が良くなったという声をたくさん聞くようにないました。それまでは経験値が低かったので、こちらも試行錯誤でしたが、数多くの患者様を見るようになり、足と姿勢と痛みのつながりが目に見えるようになったのです。そして足指の変形が姿勢を悪くし、各関節の痛みを出していることが体系化できて行きました。

 

保育園調査でひろのば体操を実施

 

保育園調査の依頼があり、3つの園を調査することになりました。多くの子供達に足指の変形があり、ひろのば体操を試す良いチャンスでした。保育園で毎日ひろのば体操を30回行ってもらい、子供達がどう変わるか楽しみでした。その当時はひろのば体操ではなく、FC方式と名付けていました。NHK放送をきっかけに「ひろのば体操」と命名しました。臨床では膝痛や腰痛が良くなることは分かっていたものの、運動能力にどう影響するかは未知数でした。2回目の保育園調査で効果が出始め、足指の変形率は9%まで減少していきました。運動能力の調査ではほとんどの子がアップ。

 

ひろのば体操(FC方式)が実証された瞬間でした。とても嬉しかったです。

体育指導の先生によると、運動能力が高い子と低い子の差がなくなったことが驚いたそうです。
つまり、ひろのば体操によってほとんどの子供達の運動能力が同レベルになったということです。

*ひろのば体操は2010年に考案(初期のものはyou tubeに掲載)して以来、マイナーチェンジを繰り返し2011年に完成。保育園調査(2012年)にてその効果が実証されました。

 

ひろのば体操を検証

 

中にはひろのば体操でなかなか効果が出ないという人もいました。なぜ効果が出にくいのかを数年かけて検証していきました。講演会のふとした時に、壇上に上がってもらった方にひろのば体操をしてもらっていました。スクリーンに映し出されていたので、とても良くわかりました。

 

「足指の先端をキレイに押せていない」、これだったのです。

さらには「手のひら全体」で足裏を押していなかったのです。

 

早速、ひろのば体操で効果が出ない方に伝授していきました。すると次々に効果が出始め、ほとんどの方が効果を実感してくれるようになりました。さらには「強さ」にも違いがあったのです。患者様がやっているのをよくよく見ていると、手や足が白くなるのがわかりました。ひろのば体操のやり方が強すぎて、血流を妨げていたのです。筋肉は強く引っ張ったりすると「反発」する力が働き、硬くなることがあります。そこでひろのば体操を教える時に、必ず私が患者様にひろのば体操をするようにしました。それまではやり方を見せながら、真似をしてもらっていたからです。

これまで数多くの講演会で、奇跡の物語を作ってきました。杖をついていた方が杖なしで歩けるようになったり、ヘルニアや狭窄症で痺れがひどかった方が痛みなく歩けるようになったり、ひざ痛で階段が登れない方が走れるようになったり。共通していたのは、私が壇上でお客様に直接ひろのば体操を行っていたことでした。なるほど、そうであれば講演会と同じように来た方すべての人に直接ひろのば体操をやってあげれば、講演会で起こる奇跡をすべての人に起こすことができる、そう考えたのでした。そして出来上がったのがこの動画です。

 

ひろのば体操の正しい方法(公式版)

下記サイトにひろのば体操の正しいやり方の動画をアップしています。ひろのば体操のやり方によって効果が大きく異なるので、良く見ながらしっかりと真似をして見て下さい。1日1回5分〜なのでカンタンに始められます。

*ひろのば体操は2010年に考案(初期のものはyou tubeに掲載)して以来、マイナーチェンジを繰り返し2011年に完成。保育園調査(2012年)にてその効果が実証されました。

 

 

あさ出版の付録についている動画です。

 


ひろのば体操考案者

NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足と姿勢と咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。

湯浅 慶朗
contact@yoshiroyuasa.com

ひろのば体操考案者 NHKガッテン・NHKサキどりなどで特集が組まれ足育の第一人者として紹介された。福岡・東京を拠点として会員制トータルヘルスコンサルティングのほか、「足と姿勢と咬合理論」を世界中に普及させるために、日本国内のみならずニューヨークやバンコク等でも講演活動やセミナーを行っている。靴下だけで歯並びを変えたい!という想いでオリジナルブランドの「YOSHIRO SOCKS」の研究開発も行っている。